毎年恒例となっているプレシーズンマッチ『ちばぎんカップ』が31日に開催。節目の第30回大会は柏レイソルが2-1でジェフユナイテッド千葉に勝利した。


 柏レイソルMF小見洋太は、この試合で左ウイングバックとして先発出場。持ち味の積極的なドリブルでの仕掛けを見せた。昨季は右シャドーや右ウイングバックでの起用があったが、左ウイングバックは新境地。「やり始めたのが2日前くらい」と明かした小見は、「キャンプで積み上げてきたものがあって、評価というところでスタートで使ってもらえたことはポジティブでした」「積極的にゲームに入れましたし、チャンスを演出できたことはポジティブ」と話しつつ、「過程がどうであれ、試合で何ができたかが一番大事。何も残せなかったらそれまでですし、アシスト、ゴールという数字は残せなかったので、もう一度、練習から最後の質の部分、合わせることや自分で決めきる力がさらに必要と感じました」と反省点も口にした。

 昨年6月、シーズン途中にアルビレックス新潟から加入したが、リーグ戦では先発が無く、7試合で出場時間は計110分と苦しさも味わった。「圧倒的な、誰が見てもスタートで使いたくなるようなパフォーマンスをしないと、このチームでは出られない」と断言し、良い準備をして始動からアピールしてきたという小見。頭の中もオフのリフレッシュを経て、クリアに、洗練されたことで精神的にもチャレンジもできる好循環にあると続けた。

 リカルド・ロドリゲス監督からは「どんどん積極的に仕掛けろと、かなり強く言われている」とのことで、自身のスタイルにも合致する。「ウイングバックなので、より深い位置でボールを受けてからスペースがある状況でスタートできるので、運ぶスペース、自分のドリブルを生かすスペースが、シャドーとはまた違った形で生かせる」とウイングバックでのプレーにも手応えを感じているようで、昨季は小屋松知哉(名古屋グランパスへ移籍)が務めることも多かったポジションだが、「コヤくんのプレーをしろと言われてもできないので、いい意味で諦めて、チームの規律を守りつつ、自分の色をどれだけ出せるか」に焦点を当てて取り組む姿勢だ。

 キャンプでは右ウイングバックをやることが多かった中で、「スタメン組に入ったのは今日が初めて」という小見。スタメン組で起用されていたのはこの日の決勝点を決めた久保藤次郎だったという。
久保が右、小見が左に入る形が確立されれば、推進力のある両翼は攻撃面での大きな武器になる。小見は、「僕も負けないように。(久保のいる)右の方が対策もされると思うので、そこで僕がどこまでできるかは、チームが今シーズンどこまでいけるかを占うポジションだととらえています。今日の決勝ゴールもそうですし、決定力や勝負強さで昨シーズン、何度もチームも助けてもらったので、そういったところが今は自分により求められるところですし、見習って、頑張って負けじとプレーしていきたいと思います」と刺激をもらい、高め合っていきたいと話している。


【動画】久保藤次郎のゴラッソが決勝点!

編集部おすすめ