アヤックスは、NECに所属する日本代表MF佐野航大の獲得に関心を示しているようだ。1日、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が報じた。


 現在22歳の佐野は、2023年夏にファジアーノ岡山からNECに完全移籍を果たした。ここまでクラブ通算81試合出場12ゴール9アシストを記録しており、1月31日に行われたエールディヴィジ第21節AZ戦では1ゴール1アシストの活躍を披露。チームの絶対的な主力選手として躍動し、オランダの地で輝きを放っている。

 そんな佐野をめぐり、今冬の移籍市場ではPSV、アヤックス、フェイエノールトといったオランダの3強に加え、兄・海舟が所属するマインツも興味を寄せていることが伝えられてきたが、NEC首脳陣は「我々は決して(移籍への)扉を開けない」と今冬の放出を否定。「移籍するのは絶対的な移籍金を提示された場合のみ」と強気の姿勢を貫いている。

 冬の移籍市場の閉幕も近づくなか、ロマーノ氏は「アヤックスが佐野航大の獲得を模索中」と報道。「アヤックスのプロジェクトの重要な一部として、交渉を始めている」と伝えている。また、オランダメディア『テレグラフ』も、「アヤックスはNECに対し、1000万ユーロ(約18億円)のオファーを提示した」と報じると、さらにアヤックスからNECにレンタル移籍中のDFアフメジャン・カプランも譲渡し、4年半契約を提示しているという。

 加えて、『テレグラフ』はヴォルフスブルクとクリスタル・パレスも佐野に関心を寄せているとも伝えており、移籍市場最終盤を迎え争奪戦の様相を呈している。

 昨夏に日本代表DF板倉滉を迎え入れたアヤックスは、昨年12月に同DF冨安健洋の加入も発表。さらに佐野を獲得し“3人目”の日本代表選手をクラブに加えることになるのか、今後の動向に注目だ。
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