プレミアリーグで首位に立ち、チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズも唯一の8戦全勝で首位突破を果たしたアーセナルはここ数シーズン、セットプレーから驚異の得点力を誇っており、昨シーズンの開幕以降では全公式戦で53ゴールをセットプレーから記録し、これはプレミアリーグのどのチームよりも少なくとも13ゴールも多い数字となっている。
そんなアーセナルのセットプレーを防ぐために多くのクラブが試行錯誤を繰り返しているが、ここまで有効な戦術はあまり見つかっていない。そうしたなか、3日に行われたカラバオ・カップ準決勝セカンドレグでチェルシーが、採用した防ぎ方に注目が集まっている。
この試合でチェルシーは、アーセナルがコーナーキック(CK)を蹴ろうとする直前に、3選手が素早く前線に走り出したことで、アーセナルは何人かの選手を後ろに戻さざるを得なくなっていた。過去、モナコやクリスタル・パレスなど、複数クラブが事前に前線に選手を残したりして対策を取っていたものの、CKが蹴られる直前に仕掛けたチームはなかったことで革新的な方法だと取り上げられている。
結果的に試合には0-1で敗れ、2試合合計2-4でカラバオ・カップ準決勝敗退となったチェルシーだったが、セットプレーからの失点は防ぐことに成功したことで、少なくとも相手チームに考えさせる材料を与えたことが指摘されている。
なお、先日には元アイルランド代表GKシェイ・ギヴン氏が「もっと違う方法を試してほしい」とセットプレーから多くの得点を挙げているアーセナルに対して次のように対策を語っていた。
「アーセナルを批判するつもりはないけど、毎週同じ布陣を見ている。アーセナルの選手たちが最終ラインに陣取り、大混乱を引き起こしている。どの布陣も同じだ。この素晴らしい攻撃を阻止するために、誰かが何か違うことを試みることができると思う」
「もっとスペースを作るためには何をしたらいいか? 3人を前線に残せば、アーセナルは少なくとも3人、もしかしたら4人は後ろに残さないといけないと思う。そうすれば、守備側のペナルティエリアではDFとGKに多くのスペースが生まれる。
一方、元イングランド代表MFジェイミー・レドナップ氏はイギリスメディア『スカイスポーツ』で「この戦術は良いと思うけど、問題はエンソ・フェルナンデスがガブリエウ(・マガリャンイス)をマークする立場になっていて、彼には攻撃するために10ヤードもあることだ。チェルシーは、アーセナルが混乱を招こうとしているエリア内の混雑を防ごうとしている。明らかに戦略はあるが、アーセナルが正確なパスを供給すれば、エンソ・フェルナンデスに(防ぐ)チャンスはない」と弱点があることも指摘されているが、果たしてチェルシーと同様の対策を他のチームも採用することはあるのだろうか。
【ハイライト動画】アーセナルvsチェルシー

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