コパ・デル・レイ準々決勝が5日に行われ、ベティスとアトレティコ・マドリードが対戦した。

 ラ・リーガで3位につけるアトレティコは、今週末のリーグ戦でも対戦を控える5位のベティスとの公式戦連戦の初戦となるコパ準々決勝でベスト4進出を目指す。
ディエゴ・シメオネ監督は新戦力のアデモラ・ルックマンをアントワーヌ・グリーズマンの相棒に据え、いきなりデビューのチャンスを与えた。

 拮抗した入りとなった中、開始6分にはホームのベティスに最初の決定機。敵陣ボックス手前左でボールを受けたアブデ・エザルズリが右足のコントロールシュートを放つが、ファーポストを狙ったシュートはわずかに枠の右へ外れる。

 一方、徐々に相手陣内でのプレータイムを増やすアトレティコは12分、左CKの場面でコケが右足インスウィングで入れたクロスをニアに飛び込んだダヴィド・ハンツコが頭で合わせ、ファーストチャンスを先制点に結びつけた。

 これで勢いづくアウェイチームはアレックス・バエナのスルーパスで完璧に背後を取ったルックマンがGKと1対1を迎えるなど、早くも新戦力の特徴を活かした攻めで追加点に迫る。そして、30分には敵陣左サイドでの鮮やかな連携でボックス左に侵入したマッテオ・ルッジェーリのマイナスの折り返しを、ジュリアーノ・シメオネがゴール前でのワンタッチシュートで仕留める。

 なおも攻撃の手を緩めないアトレティコは37分、ここまで幾度かチャンスを逃していたルックマンに嬉しいデビュー戦ゴール。パブロ・バリオスのスルーパスで敵陣ボックス内に抜け出したルックマンは細かいステップワークで相手守備のタイミングを外し、右足シュートをゴール左隅に流し込んだ。

 アトレティコの3点リードで折り返した後半。ハーフタイムの3枚替えで勢いを出すホームチームに対して、アウェイチームにアクシデント発生。スプリントの際に筋肉系のトラブルが起きたP・バリオスがプレー続行不可となり、ホセ・マリア・ヒメネスが投入された。

 それでも、流れは渡さないシメオネのチームは62分、前がかりな相手の背後を突いたルックマンから敵陣ボックス左でラストパスを受けたグリーズマンが鋭い左足シュートを突き刺し、トドメの4点目とした。


 これで勝利を大きく引き寄せたアトレティコは週末の再戦を睨んでか、ここから積極的に交代カードを切っていく。その中でルックマンに続き、ロドリゴ・メンドーサとオベド・バルガスと新戦力2人をデビューさせた。

 その後、83分にはグリーズマンのシュートのこぼれ球に反応したティアゴ・アルマダがマニータ(1試合5ゴール)達成となるダメ押しのゴールも決めたアトレティコが敵地で圧巻の勝利を収めた。

 なお、ベスト4進出を決めたアトレティコは現地時間6日に行われる抽選会で準決勝の対戦相手が決まる。

【スコア】
ベティス 0-5 アトレティコ・マドリード

【得点者】
0-1 12分 ダヴィド・ハンツコ(アトレティコ・マドリード)
0-2 30分 ジュリアーノ・シメオネ(アトレティコ・マドリード)
0-3 37分 アデモラ・ルックマン(アトレティコ・マドリード)
0-4 62分 アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード)
0-5 83分 ティアゴ・アルマダ(アトレティコ・マドリード)
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