コッパ・イタリア準々決勝が5日に行われ、アタランタとユヴェントスが対戦した。

 ラウンド16でジェノアを下したアタランタはセリエAで7位に位置。
対してウディネーゼを下して8強入りのユヴェントスはリーグ2連勝で4位に浮上。リーグ戦でもヨーロッパ出場権を争う強豪同士が4強入りを懸けて激突した。

 試合は立ち上がりからオープンな展開に。キックオフ直後にゴール前へ飛び出したケフラン・テュラムのダイレクトシュート、波状攻撃からマヌエル・ロカテッリとユヴェントスが続けて際どいシーンを作り出す。これに対して、アタランタもシャルル・デ・ケテラーレらがボックス付近で足を振っていく。

 時間の経過とともにアウェイのユヴェントスが優勢に進めていくと、20分過ぎにフランシスコ・コンセイソンに続けてビッグチャンス。相手DFのミスを突いて敵陣ボックス内で仕掛けてシュートに持ち込むが、これは相手GKの好守に遭う。この直後にも得意のボックス右45度から左足を振ったが、今度はクロスバーを叩いた。

 ペースは完全に握られたが、先にゴールをこじ開けたのはアタランタ。ボックス内でクロス対応したブレーメルの手に当ったボールがオンフィールド・レビューの末にPKと判定されると、これをキッカーのジャンルカ・スカマッカが冷静に右隅へ突き刺した。

 試合の均衡が破れた後はアウェイチームがより攻勢を仕掛けていったが、アタランタの堅守をこじ開けるまでには至らず。ホームチームの1点リードでの折り返しとなった。


 後半はリスクを冒して前に出るユヴェントスの時間が続いていく。左サイドを起点に再三良い形でポケットを攻略していくが、ゴール前やファーで味方が合わせ切れない。何とか流れを変えたいルチアーノ・スパレッティ監督は新戦力のジェレミー・ボガとエミル・ホルム、さらにトゥン・コープマイネルスと元アタランタの3選手をピッチに送り出す。

 一方、粘りの守備でリードを維持するアタランタもラウル・ベッラノーヴァ、カマルディーン・スレマナと交代カードを切っていくと、この交代策が見事に機能。77分、敵陣右サイドへの展開からベッラノーヴァが正確なグラウンダークロスをゴール前に送り込むと、ニアで潰れた味方の背後から飛び出したスレマナがスライディングシュートで押し込む。

 選手交代で追加点を奪った中、なおも采配冴えわたるラッファエレ・パッラディーノ監督は直後にマリオ・パシャリッチをピッチに送り込むと、85分にはショートカウンターの形から敵陣ボックス右でパスを受けたパシャリッチがゴール左隅への対角シュートを流し込み、勝利を決定づける3点目まで奪った。

 その後、一矢報いたいユヴェントスの反撃を危なげなく凌ぎ切ったアタランタがベスト4進出を決定。なお、準決勝ではボローニャvsラツィオの勝者と対戦する予定だ。

【スコア】
アタランタ 3-0 ユヴェントス

【得点者】
1-0 27分 ジャンルカ・スカマッカ(PK/アタランタ)
2-0 77分 カマルディーン・スレマナ(アタランタ)
3-0 85分 マリオ・パシャリッチ(アタランタ)
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