明治安田J1百年構想リーグ・地域リーグラウンド第1節が8日に行われ、アビスパ福岡とファジアーノ岡山が対戦した。

 開幕前に金明輝前監督を電撃解任した福岡は、塚原真也暫定監督の下で特別大会での戦いを始める。
一方、岡山は木山隆之体制での5年目に突入。両チームとも移行初年度のJ1残留に向けて、守備の硬さをベースにしつつも、課題の攻撃力向上がテーマの半年間となる。

 均衡が破れたのは44分、岡山がデザインされたセットプレーで先制に成功した。左コーナーキックを獲得し、ニアに人を集めて福岡の意識をそちらに向ける。キッカーを務めた特別指定の法政大2年MF小倉幸成は正確なボールをファーに供給し、フリーで合わせた松本昌也がヘディングシュートを叩き込んだ。

 ビハインドで折り返した福岡は、後半途中から新加入の道脇豊らを投入するなど攻勢を強めていく。そして78分、フリーキックのこぼれ球に反応した前田快が、豪快なボレーシュートを叩き込んで同点に追いつく。特別指定の神奈川大学3年生が、U-23日本代表MF小倉の活躍に負けじと、Jリーグデビュー戦で初ゴールを記録した。

 90分の戦いは1-1のまま終了し、PK戦に突入する。先攻の福岡は1人目の橋本悠がコースを読まれて止められると、岡山の河野孝汰もクロスバーに直撃で失敗。それでも、2人目の北島祐二とウェリック・ポポ、3人目の上島拓巳と山根永遠、4人目の前田と藤井海和は全員成功する。5人目のシャハブ・ザヘディと宮本英治もゴールネットを揺らして、勝負はサドンデスを迎える。
6人目も福岡の佐藤颯之介と岡山の小倉がともに成功。そして7人目、福岡の前嶋洋太が成功すると、岡山の工藤孝太はポストに嫌われて、5-4でPK戦を制した福岡が勝ち点「2」を獲得した。

 次節、福岡は15日にホームでセレッソ大阪と、岡山は14日に敵地でサンフレッチェ広島と対戦する。

【スコア】
アビスパ福岡 1-1(PK戦:5-4) ファジアーノ岡山

【得点者】
0-1 44分 松本昌也(岡山)
1-1 78分 前田快(福岡)


【ゴール動画】特別指定の大学生が躍動! 福岡vs岡山



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