明治安田J1百年構想リーグ・地域リーグラウンド第1節が8日に行われ、川崎フロンターレ柏レイソルが対戦した。

 今オフに大型補強を敢行した川崎Fは、スベンド・ブローダーセン、谷口栄斗、山原怜音、紺野和也が早速スタメンでデビュー。
一方、昨季あと一歩のところでタイトルを逃した雪辱を誓う柏は、現有戦力の維持でリカルド・ロドリゲス監督のスタイルをさらに磨いていく。

 試合の均衡が破れたのは6分、川崎Fが先制に成功する。伊藤達哉がペナルティエリア内でファウルを誘ってPKを獲得。キッカーを務めたエリソンが冷静に沈めた。

 11分、川崎Fがリードを広げる。ブローダーセンがロングボールを送ると、空中戦を制したエリソンが頭で紺野につなぎ、紺野はさらに左の伊藤に展開する。伊藤がドリブルでペナルティエリア左に切れ込み相手をかわしたが、伊藤がシュートを打つところにまさかのエリソン乱入。伊藤からボールを“かっさらった”エリソンが左足を振り抜くと、相手GKも咄嗟の事態に反応が遅れてシュートはゴールに吸い込まれた。

 さらに25分、川崎Fが3点目を奪う。脇坂泰斗のパスを受けたエリソンが、相手に寄せられながらもボールをキープ。ペナルティエリア中央で右足を振り抜き、前半だけでハットトリックを達成した。

 後手後手を踏む柏のR・ロドリゲス監督は、前半のうちに選手交代を決断。
すると、前半途中から柏の猛反撃が続き、投入された原田亘の折り返しに細谷真大がヒールで合わせて38分に1点を返す。

 61分、柏が1点差に詰め寄る。小西雄大が自陣から正確なロングフィードを前線に供給。瀬川祐輔が背後からのボールをうまく収めると、飛び出してきた相手GKブローダーセンとの一対一をチップキックで制して古巣からゴールを挙げた。

 それでも、川崎Fは68分に再びリードを広げる。左コーナーキックから山本悠樹がクロスを送ると、相手のマークを外れて完全にフリーとなった松長根悠仁が頭で合わせて押し込んだ。

 諦めない柏は、81分に再び1点差に詰め寄る。山之内佑成がゴール前で放ったヘディングシュートは、相手GKブローダーセンのファインセーブに阻まれる。それでもこぼれ球を拾い、山内日向汰が右足一閃。育成年代から過ごした古巣から柏加入後初得点を奪った。

 しかし、試合終了間際に脇坂がトドメの一撃を叩き込んで勝負あり。昨季も大味のスコアが続いた川崎Fが、今季開幕も打ち合いを5-3で制して白星スタートを切った。
次節は15日に行われ、川崎Fは敵地でジェフユナイテッド千葉と、柏はホームで東京ヴェルディと対戦する。

【スコア】
川崎フロンターレ 5-3 柏レイソル

【得点者】
1-0 6分 エリソン(川崎F)
2-0 11分 エリソン(川崎F)
3-0 25分 エリソン(川崎F)
3-1 38分 細谷真大(柏)
3-2 61分 瀬川祐輔(柏)
4-2 68分 松長根悠仁(川崎F)
4-3 81分 山内日向汰(柏)
5-3 90+5分 脇坂泰斗(川崎F)


【ゴール動画】川崎F vs 柏















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