コッパ・イタリア準々決勝が10日に行われ、ナポリとコモが対戦した。
セリエAで3位に位置するナポリと6位のコモによるコッパ4強入りを懸けた一戦。
立ち上がりこそアウェイのコモが続けてフィニッシュのシーンを作り出したが、以降はホームのナポリが相手陣内でのプレータイムを増やしていく。ただ、最前線のラスムス・ホイルンドのポストワークを軸に人数をかけた攻撃を仕掛けていくが、流れの中では相手の体を張った守備に苦戦する。
前半半ばを過ぎると、コモが押し返して試合はこう着状態に陥る。そんな中、36分にはボックス内での競り合いの場面でイヴァン・スモルチッチがDFマティアス・オリベラに倒されてコモがPKを獲得。これをキッカーのマルティン・バトゥリナが左隅に突き刺し、アウェイチームが先制に成功した。
前半のうちに追いつきたいナポリはハーフタイム直前にホイルンドが相手陣内ボックス手前の位置で倒されてFKを獲得。これをエリフ・エルマスが直接狙ったが、壁を掠めたボールは枠を捉え切れなかった。
それでも、勢いを持って後半に入ったナポリは開始早々に追いつく。46分、前線で縦パスを受けたホイルンドが絶妙なワンタッチスルーパスを背後のスペースに流すと、これに抜け出したアントニオ・ベルガラが冷静にGKとの1対1を制し、左足のシュートを流し込んだ。
1-1の振り出しに戻った試合はよりオープンな展開に。追いついたホームチームに勢いがあるものの、コモも要所でカウンターで相手を引っくり返す。
以降も一進一退の展開が続く中、押し切りたいナポリは切り札のロメル・ルカクらをピッチに送り出すが、一連の交代で流れを引き寄せるまでには至らず。一方のコモは83分にボックス内で絶好機を迎えたが、メルギム・ヴォイヴォダのゴール至近距離からのシュートは相手GKのファインセーブに阻まれた。
結局、セリエA上位対決は1-1で90分間の戦いを終え、決着はPK戦に委ねられることに。
そのPK戦では互いに1人ずつ失敗した中、8人目で決着。先攻のコモはマルク・オリヴァー・ケンプフがきっちり決めたが、後攻のナポリはスタニスラフ・ロボツカが失敗してしまい、コモが敵地での激闘を制した。
なお、ベスト4進出を果たしたコモは準決勝でインテルと対戦する。
【スコア】
ナポリ 1-1(PK:6-7) コモ
【得点者】
0-1 39分 マルティン・バトゥリナ(PK/コモ)
1-1 46分 アントニオ・ベルガラ(ナポリ)

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