10日にプレミアリーグ第26節が行われ、スパーズはホームでニューカッスルに1-2で敗戦。
イギリス『スカイベット』の降格オッズは100倍から5倍にまで下がり、降格の確率はリーズやサンダーランドよりも高い16パーセントとされている。チャンピオンズリーグ(CL)ではラウンド16にストレートインを果たしているにもかかわらず、リーグ戦では残留争いに巻き込まれ、1977年以来の2部降格がちらつき始めた。
「チャンピオンズリーグを制してチャンピオンシップに降格するなんて、実にスパーズらしいじゃないか。だが、この窮状は笑い事ではない」とイギリスメディア『スカイスポーツ』は綴っている。
スパーズがリーグ戦直近16試合でわずか2勝しか挙げていないのに対し、降格圏の18位ウェストハムは1月の移籍市場での積極補強を経て、直近5試合で3勝1分1敗と復調している。一時は下位3チームの降格が固いと思われていたが、「ウェストハムの最近の快進撃によって、生き残りの基準が例年より高くなる恐れがある」と『スカイスポーツ』は指摘する。今シーズンは勝ち点「38」でも残留が保証されない可能性があり、同「40」が真の目標となるかもしれない。スパーズのような“不安定な状態に陥っているチーム”にとっては、「まったくもって憂慮すべき事態」である。
CL決勝に進出した2018-19シーズンから、わずか7年での凋落。『TNTスポーツ』の解説を務めるニッキー・バット氏は、「トーマス・フランクは素晴らしい監督だと思う。
一方で元アイルランド代表GKシェイ・ギヴン氏は、「選手たちはいつ本領を発揮するのか?十分な貢献をしているのか?」と、選手たちに闘争心が欠如していることも低迷の原因だと指摘した。
「前半と後半では全く反応が違った。試合開始から後半のようなプレーをすべきだ。フランク監督や(十分とは言えない)補強のせいにするのは簡単だが、前シーズンもプレミアリーグでは同様で、明らかに水準以下だった。監督を責めるのはあまりにも簡単になりすぎている。選手たちは鏡を見て、このクラブに十分な貢献をしているかと自問すべきだ。そして私は、そうは思わない」
「ここは特別なスタジアム。
スパーズOBのレズ・ファーディナンド氏もギヴン氏に同調。「多くのサポーターがフランクのやり方に失望している。創造性豊かな選手をほとんど起用できない状況でシーズンを戦ってきたのは確かに厳しい。その点では本当に不運だった。だがホームでのパフォーマンスが明らかに不十分で、それが結果に直結している」と、ケガ人の続出を考慮したとしても、試合を通じた一貫性のないパフォーマンスは選手たちにも責任があるとした。
「もし彼らに誇りと自尊心があるなら、これは監督だけの問題ではなく、彼ら自身にも責任があることを理解するだろう」。監督だけを責め続けることはできる。だが今こそ自分たちを見つめ直すべきだ。シーズンを通して『この状況を脱するにはどうすべきか』と自問すべきだった。これはシーズンを通して続いている問題だ。
次節アーセナルとの“ノースロンドンダービー”までは、1週間以上の準備期間がある。指揮官交代には格好のタイミングだが、スパーズ上層部の決断やいかに。
【ハイライト動画】スパーズvsニューカッスル

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