宿敵バルセロナに敗れたスーペルコパ・デ・エスパーニャ決勝戦直後にシャビ・アロンソ前監督の解任に踏み切ったレアル・マドリードは、クラブOBのアルバロ・アルベロア監督のもとで再出発。アルバセテとのコパ・デル・レイ(国王杯)ラウンド16やベンフィカとのチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ最終節など衝撃的な敗戦はあったものの、ここまで7試合を指揮して5勝2敗と勝ち越している。
無冠に終わった昨シーズンの雪辱を期すべく、今後さらに勢いを増していきたいレアル・マドリードだが、キャプテンを務めるスペイン代表DFダニエル・カルバハルがアルベロア監督の起用法に不満を募らせている模様。先月に入り膝の負傷から復帰したが、以降の出場機会はわずか27分間のみとなっている。
現地時間8日に行われたラ・リーガ第23節バレンシア戦では、カスティージャ所属のスペイン人DFダビド・ヒメネスが右サイドバック(SB)として先発に名を連ね、後半途中からイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドが途中起用されたことで、カルバハルに出番は訪れなかった。報道によると、ヒメネスの先発起用、および負傷から復帰したばかりのA・アーノルドの途中投入という2つの決定は、34歳のキャプテンにとって受け入れ難いものだったという。
報道によると、アルベロア監督は現地時間10日火曜日にカルバハルとの話し合いの場を設け、意見交換を行なったとのこと。この話し合いは論争の終結と将来的な共通点や結束点を見出すことを目的とした“前向き”なものであり、両者はリラックスした雰囲気の中で言葉を交わしたようだ。
しかし、出場機会に不満を抱いているのはカルバハルだけではないという。『マルカ』はオーストリア代表DFダヴィド・アラバもアルベロア監督のもとでの出場機会に納得していないと指摘。昨年12月にふくらはぎの負傷から戦列復帰し、新体制でより大きな役割を担えると考えていた33歳にとって、直近の出番の少なさは予想外だったという。復帰後ここまで95分間の起用に留まる中、アルベロア監督に対して現状への説明を求めたようだ。
なお、カルバハルとアラバはいずれも今年6月末で現行契約が満了となる。前者については依然として交渉が行われておらず、クラブ側は契約延長に懐疑的な模様。後者については契約延長の見込みがなく、今夏の退団が既定路線と見られている。

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