アトレティコ・マドリードは12日、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝ファーストレグでバルセロナと対戦し、4-0で勝利した。試合後、大手メディア『ESPN』が、チームの4点目を挙げたアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスのコメントを伝えた。


 試合は序盤の11分、バルセロナのスペイン人GKジョアン・ガルシアのミスによって生まれたオウンゴールで先手を取ると、14分にはアルゼンチン代表DFナウエル・モリーナからのパスを受けた元フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが、冷静にシュートを流し込む。33分には速攻の流れで、アルバレスからのパスをナイジェリア代表FWアデモラ・ルックマンが仕留め、アトレティコ・マドリードが前半だけで3点をリードする。

 前半アディショナルタイムには、ルックマンからの落としを受けたアルバレスが右足で強烈な一撃を叩き込み、リードは4点差に広がる。後半に入ると、アトレティコ・マドリードは追加点こそ奪えなかったが、バルセロナに反撃のゴールを与えることもなく、4-0でタイムアップ。13年ぶりのコパ・デル・レイ決勝進出に向け、大きなアドバンテージを得た。

 試合後、アルバレスは「ほとんど完璧な試合だったね。特に前半は非常に良いプレーができた。多くの得点チャンスを作り出し、実際にそれを生かすことができた」と振り返る。

 アトレティコ・マドリードにとっての4点目は、アルバレス個人としても大きな大きなゴールだった。今季のアルバレスは、バルセロナ戦前の時点で公式戦11ゴールを奪っているが、最後の得点は昨年12月9日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第6節のPSV戦まで遡る。12月の公式戦で奪ったゴールはこの1点のみで、2026年に入ってからは無得点が続いていた。

 久々のゴールを受けて、アルバレスは「ここまであまり良い調子ではなかったけど、常に改善と成長のために努力を続けてきた。
黙々と努力することが、上達し、前進するための最善の方法だ。ようやくゴールを奪えたのだから、この調子を維持していきたい」と口にする。「支えてくれたファンには感謝している。個人的には嬉しいよ。ゴールと仲良くなることが必要だったからね。FWにとってゴールは自信につながる。これからもたくさん決めていきたい」と意気込んだ。

 また、ルックマンのゴールをアシストした場面については「シュートという選択肢もあったけど、ルックマンへのパスの方がよりゴールに近づくと思ったんだ」とコメント。「後から考えるとシュートの方が良かったかもしれないね。ただ、幸いゴールにつながったから満足しているよ」と話している。

 チームとしては4点のリードを持って、3月3日に控えたセカンドレグに臨むこととなるが、「この重要性はわかっている。コパ・デル・レイの準決勝だ。
僕はこのカップを勝ち獲りたい」とアルバレス。「ホームで、ファンの前で、素晴らしい第1戦を戦うことができた。試合前に話した通り、エネルギーのすべてを捧げることができた。ただ、まだ第2戦が残っている。そこで素晴らしい試合をしなければならない」と気を引き締めた。


【ハイライト動画】アトレティコ、バルサに前半だけで衝撃4ゴール



編集部おすすめ