アトレティコ・マドリードに所属するGKヤン・オブラクが、チームに対する失望を露わにした。15日、スペイン紙『アス』が伝えている。


 ロヒブランコスの守護神がリーグ優勝に“白旗”を揚げた。ミッドウィークに行われたコパ・デル・レイ(国王杯)準決勝の1stレグでバルセロナに圧勝したアトレティコ・マドリードは、15日のラ・リーガ第24節でラージョ・バジェカーノと対戦。しかし、相手の圧力になす術もなく屈すると、前半終了間際に立て続けに2失点を許し、後半にもさらに1点を追加された。0-3。前節ベティス戦に敗れた後、主将MFコケは「フットボールにおいて、このチームを死んだものと見なさないで」と語っていたが、これでリーグ戦3試合未勝利。暫定1位のレアル・マドリードとの勝ち点差は『15』、16日に今節を控えるバルセロナとは『16』にまで最大で広がる可能性があり、絶望的な状況となった。

 試合後、オブラクは「リーグ戦は台無しになったようだ」と失望を露わにした上で、「こういう試合で負けていいわけがない、こんな試合をしてはいけないんだ。これじゃあ、(バルセロナやレアル・マドリードと)競争するのなんて無理だ」と吐露。さらに、「試合を選ぶのではなく、常にベストを尽くして勝ちにいかなければならない。でも、僕らはそうではないように感じる。ラージョの方がはるかに優れていた。彼らを称賛する。
僕たちは敗れたし、これは当然の結果だよ」と不甲斐なさを嘆いた。

 また、国王杯では2試合連続で大量得点で勝利しているのに対して、リーグ戦では低調なパフォーマンスに終始していることについて、サモラ賞最多ホルダーは「それについては説明のしようがないんだ。試合を選んでいいわけがなく、勝つためにすべての試合を戦う必要がある。僕たちもその心持ちで臨んだはずだけど、まるで頭の中は連勝することを許せないようだ。それ以外に説明のしようがない。僕たちの落ち度でしかないよ」と憤懣やるかたない思いを明かしている。

 不安定さが極まり、リーグ優勝は風前の灯火となっているアトレティコ・マドリード。18日には、チャンピオンズリーグのノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグのクラブ・ブルッヘ戦が控えているが、立て直すことはできるのだろうか。
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