神谷は今冬に伊賀FCくノ一三重(なでしこリーグ1部)から広島に完全移籍。
「前日の夜からめっちゃ緊張していたけど、ちーさん(市瀬千里)とかが『緊張してんの?』、『楽しみな』みたいな感じで声をかけてくれたので、逆に緊張がほぐれて本当にその通り楽しめたと思います」
新天地デビューを前に神谷は緊張していたが、ピッチに入って自分のプレーができたことで好感触をつかんでいた。
「なかなかボールを触れなかった中で、何気ないプレーですけど、ボールが入ってちょっと時間を作れたシーンがあったので、そこで行けると感じましたし、前半の遠目から1回足を振ったときの当たった感覚的に、もしかしたら今日はなにか起こるかなと感じました」
1-1の同点に追いついて迎えた84分、その予感が結果となった。右サイドでFW李誠雅がペナルティエリア右へとパスを送ると、飛び出したMF柳瀬楓菜が鋭いクロスを送る。中央で待ち構えていた神谷が、「浮いたボールが来たから『よっしゃ』と思って、あとは頭で合わせに行くことだけを意識しました」と後方に身を投げ出しながらヘディングシュート。難しい体勢だったが、ストライカーらしく豪快に決め切った。
「試合が終わってからみんなに『すごい体勢だったよ』と言われたけど、ペナルティエリア内での浮いたボールは大好物なので、楓菜がいいボールをくれて合わせるだけでした」
3,186人の観客が入ったエディオンピースウイング広島で初めてプレーし、何より求められたゴールで力強い紫の声援に応えた。神谷は、「声が通らない部分は難しいところもありましたけど、めっちゃ楽しくて、たくさんの応援の中でやれるのもうれしいですし、点を決めた時に目の前でサポーターのみなさんが喜んでいたのはめっちゃうれしかったです」と笑顔で話した。
ただ、逆転ゴールを挙げて勝利に貢献した新ストライカーは、「流れの中でボールを引き出す部分は、まだまだ自分の足りないところだと思ったので、マミさん(上野真実)とか上手な選手を見ながら学んでいきたいです」と向上心も忘れない。
新天地で最高のスタートを切った神谷は、「デビュー戦で点を決められたのはうれしいですし、結果を出すことがファン・サポーターのみなさんに覚えていただく1つの形でもあると思うので、そこはほっとしています」と挨拶代わりの一発を喜びつつ、「今日点を決めたことで、点を取ってくれる選手だと(サポーターが)思ってくれただろうし、そこにプレッシャーはありますけど、応え続けていきたいです」と広島でのさらなる飛躍を誓った。
取材・文=湊昂大
【ハイライト動画】神谷千菜の加入後初ゴールは値千金の逆転ゴール!

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