今冬に、ヴィッセル神戸からラス・パルマスへと加入した宮代大聖は、ここまで2試合に途中出場していたなか、15日のセグンダ(スペイン2部)第26節ミランデス戦で、ついに初スタメンとなった。すると14分には、果敢な仕掛けからシュートを放つなどゴールに向かう姿勢を見せた。しかし、目に見える結果は残せずに64分にピッチを退くと、チームも最下位相手に後半アディショナルタイムのFWヘセ・ロドリゲスのゴールで、追いつくので精一杯。それでも、地元メディア『udlaspalmas.NET』は「まだイエローチームに適応している段階」としつつも、「冬のサインにおける希望の光だ」と今後に期待を抱かせるパフォーマンスだったと評価していた。
その所感に関しては、チームを率いるルイス・ガルシア監督も同様のようで、試合後に「彼のプレーは素晴らしかった。ピッチ中央で状況をよく読み、エリア内を支配し、ディフェンスの背後を取る仕掛けも見られた。守備にも積極的で、決定的なチャンスにも絡んでいたね」と称賛。続けて「順調に適応している。彼は、チームに大きく貢献してくれる選手だ。今後、もっと頻繁にプレーする姿を見ることになるだろう」と25歳の日本人に期待を寄せた。
一方で、この試合を1-1で引き分けたラス・パルマスは、リーグ戦の未勝利記録を『6』にまで伸ばしており、昇格プレーオフ圏外の7位コルドバ(しかも1試合未消化)と同勝ち点で、境界線の内側となる6位となっている。現役時代に中村俊輔氏ともプレーした、この指揮官は「私の考え方は常にポジティブで、選手たちがピッチで実力を発揮できるように、どんなときも最善の手段を提供しようとしている」とし、「順位表は見ない主義なんだ。
次戦は、今節に首位に立ったカステリョンとの対戦となるラス・パルマス。グラン・カナリアで着実に評価を高める“サムライ”には、どのようなチャンスが巡ってくるのだろうか。
【初スタメン】果敢にシュートを狙った宮代大聖

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