マルセイユでは2024年夏からロベルト・デ・ゼルビ前監督が指揮を執っていたが、今季ここまでリーグ戦で4位となっていたなか、チャンピオンズリーグ(CL)では土壇場でプレーオフ進出を逃して敗退すると、一度は続投が宣言されていたものの、今月8日のパリ・サンジェルマン(PSG)に0-5で敗れたことを受け、上層部との話し合いの末に11日にデ・ゼルビ前監督の退任が発表された。
その後、スポーツディレクター(SD)を務めるメディ・ベナティア氏も辞意を表明したものの、一転してクラブにとどまることになるなど、チーム事情が混迷していることが明らかになっていたなか、マルセイユは新たな指揮官としてベイェ氏を迎え入れることとなった。
現在48歳のベイェ氏は、現役時代にストラスブールやマルセイユ、ニューカッスル、アストン・ヴィラなどでプレー。その後、2021年9月にレッドスター(当時フランス3部)で初めて指揮官を務め、2024年にはリーグ・ドゥ(2部)昇格に導くと、2025年1月からレンヌの監督に就任し、今月9日にレンヌの指揮官を解任されたばかりとなっていたが、新たに古巣で指揮を執ることが決定した。
ベイェ氏の就任が決定したことを受け、マルセイユのオーナーを務めるフランク・マコート氏はクラブ公式サイトで「トップレベルの監督であり、マルセイユと長年の関係を築いてきたハビブ・ベイェ氏の就任は今シーズン終了までの課題に改めて焦点を当てる上で大きな力となる」と期待を寄せている。
また、SDを務めるベナティア氏も「マルセイユの監督としてハビブ・ベイェ氏を選んだことは、ピッチ上での苦戦を経て、モチベーションを回復させる必要のあるチームを率いるために必要なリーダーシップを備えた監督を採用したいという私たちの願いと完全に一致している。最初の話し合いの時から、彼は非常に献身的で、未来に完全に集中していて、全員に明確な目標を設定しているという印象を受けた。それは早期に勝利の軌道に戻ること、さらにはリーグ・アンの表彰台を目指し、そしてクープ・ドゥ・フランスで優勝してマルセイユの人々にトロフィーを届けることだ」とコメントを発表している。

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