不振に喘ぐトッテナム・ホットスパーが、主要スポンサーの一つとの契約を終えることとなったようだ。19日、『テレグラフ』や『スカイスポーツ』など複数のイギリスメディアが伝えている。


 報道によると、長年に渡ってスポンサーを務めてきた企業がチャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)降格の有無に関わらず、今夏にパートナーシップ契約を解消する旨をすでにクラブ側に伝達したとのこと。具体的な名前は明かされていないが、その企業は主要スポンサーの一つであり、トッテナム・ホットスパーは契約解消によって数百万ポンド規模の打撃を受けることになるようだ。

 背景には、プレミアリーグでの成績低迷とそれに伴うビッグネームの獲得機会喪失がある模様。昨シーズンにヨーロッパリーグ(EL)を制覇しながらもプレミアリーグで17位に低迷した事実、そして今シーズンも不振が続く現状はスポンサーにとって受け入れ難いものだったようだ。今後、他の企業も今回のような動きに追随する可能性があるとも報じられている。

 また、トッテナム・ホットスパーが締結しているパートナーシップ契約の多くには、欧州サッカー連盟(UEFA)が主催するコンペティションの出場権に基づく高額のボーナスが設定されているという。今シーズンの成績次第ではさらなる経済的打撃を受ける可能性も否定はできない。

 昨年夏、トッテナム・ホットスパーはトーマス・フランク氏を新監督として招へいし、心機一転2025-26シーズンの開幕を迎えた。序盤戦こそマンチェスター・シティを撃破するなどまずまずの成績を残したが、昨年11月以降は極度の不振に陥り、直近17試合でわずか2勝しか挙げることができず。チャンピオンズリーグ(CL)ではリーグフェーズ4位でノックアウトフェーズへのストレートインを決めたが、プレミアリーグでは16位に沈んでいる。

 現地時間11日には指揮官解任を決断。ブレントフォードで高い評価を受けていたフランク氏はわずか8カ月でクラブを去ることとなった。
後任には昨年10月までユヴェントスを率いていたイゴール・トゥドール氏が就任。降格圏の18位ウェストハムと「5」ポイント差と49年ぶりの降格もちらつく中、22日には宿敵アーセナルとのノースロンドン・ダービーに臨む。
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