同日に開催された取締役会において、RIZAPスポーツパートナーズ株式会社が保有する株式会社湘南ベルマーレの全株式が、株式会社フジタを代表とする共同出資者へ譲渡されることが決議された。
今回の株式譲渡の理由について、RIZAPグループ株式会社は「湘南ベルマーレの持続的発展に向けた決断」としつつ、次のように背景を説明している。
「当社グループは2018年の経営参画以来、責任企業として湘南ベルマーレの経営を支えてまいりました。昨シーズンのJ2降格という結果を真摯に受け止め、最短でのJ1復帰を実現すべく、抜本的な再建計画の策定とその実行に向けた覚悟を持って取り組んでまいりました。湘南ベルマーレは市民クラブからスタートした、地域に深く根付いたクラブです。これからのクラブのさらなる発展には、地域密着をより鮮明にし、地元のスポンサーや出資者の皆様と共に歩んでいく体制こそが本来あるべき姿であると考え、当社グループが引き続き過半数の株式を保有することを前提に、地元事業者様との新たな共闘体制の構築を模索してまいりました」
「しかしながら、一連の報道等もあり、評議会をはじめとする地域の皆様との関わりにおいて、当社グループが主導し続けることへの一定の難しさを感じていたのも事実です。こうした議論を重ねる過程において、かつての親企業であるフジタ様より、『ベルマーレは数多くの関係者のご尽力と地域の皆様の深い愛情によって育まれた市民クラブであり、それがクラブの魅力の本質である。フジタを中心とした複数のパートナーでベルマーレを下支えすることで、その本来の姿を強固な形で発展させていきたい』という申し出をいただきました」
「当社グループとしては、何が本当にベルマーレにとって最善の体制なのかを考え抜きました。結果として、歴史的背景を持ちベルマーレの理念を深く理解するフジタ様が、志をともにするパートナーの皆さまと手を取り合い、責任を持って経営を支えることこそが、クラブ再生への最短距離であるとの結論に至りました。そのため、当社グループは保有する全ての株式を譲渡することを決断いたしました。本株式譲渡により当社グループは経営から撤退いたしますが、これは新体制が地域の皆様からの信頼を一身に受け、フジタ様のリーダーシップのもとで新しいベルマーレを創り上げてほしいという、当社なりの責任の取り方であります」

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