17日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・ノックアウトフェーズ・プレーオフ・ファーストレグのベンフィカ対レアル・マドリード戦で発生した事案が大きな騒動となっている。
この試合はヴィニシウス・ジュニオールのゴールでレアル・マドリードが1-0で先勝したが、この得点を決めた後にヴィニシウスが見せたセレブレーションが発端で大荒れの展開に。その際にベンフィカのジャンルカ・プレスティアーニが口元を隠しながら、ヴィニシウスに話しかけると、これにヴィニシウスが大きな反応を示し、主審の下に駆け寄って人種差別発言を受けたと主張したことで試合は約10分間中断される事態となった。
これを受け、UEFA(欧州サッカー連盟)が調査に動き出したことも明らかになっているなか、プレスティアーニ自身はこの疑惑を否定しており、試合後にモウリーニョ監督はヴィニシウスのゴールセレブレーションが無礼だったと語りながら、クラブの伝説的ストライカーである元ポルトガル代表FWエウゼビオ氏を例に挙げ、ベンフィカが人種差別的なクラブではないことを強調していた。
しかし、これらの発言にコンパニ監督は不満を持っている模様で、「試合後、組織のリーダーであるジョゼ・モウリーニョは、セレブレーションのことを持ち出してこの瞬間の行動を貶めることで、ヴィニシウス・ジュニオールの個性を攻撃した。私にとって、リーダーシップという観点から言えば、これは大きな間違いであり、決して受け入れるべきではない」とモウリーニョ監督を批判した。
「1960年代の黒人選手たちがどんな苦労をしなければならなかったか知っているか? 彼(モウリーニョ監督)はエウゼビオと共にアウェイの試合に全て同行していたのだろうか? おそらく当時、彼らに残された唯一の選択肢は沈黙を守り、何も言わずに人々に『彼は本当に素晴らしい』と言ってもらえるように10倍も優れたプレーをすることだったと思う。それがエウゼビオの人生だった」
「ジョゼ・モウリーニョがオールド・トラッフォードでニースライドを披露した時、インテルでのチャンピオンズリーグ準決勝でバルセロナのファンの前でゴールセレブレーションを披露した時、ローマでセビージャと対戦した際に審判と口論になり、審判が保護のもと帰国を余儀なくされた時のことを思い出す」
「ジョゼ・モウリーニョと仕事を一緒にした人を100人知っている。でも、ジョゼについて悪く言う人を見たことがない。彼がチームとクラブのために戦っていることは理解している。悪い人間なのに、一緒にプレーした元選手全員があんなに好意的に話してくれるなんてあり得ないことだからね。彼を人として判断する必要はないけど、私が聞いたこともわかっている。
【ハイライト動画】ベンフィカvsレアル・マドリード

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