17日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・ノックアウトフェーズ・プレーオフ・ファーストレグでベンフィカとレアル・マドリードの一戦で、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが、アルゼンチン代表FWジャンルカ・プレスティアーニから人種差別発言を受けたと主張していることが大きな問題となっているなか、1-1に終わったチェルシーとバーンリーの試合後、バーンリーのチュニジア代表MFハンニバル・メイブリが自身の公式インスタグラムのストーリーズで人種差別的中傷のメッセージを受けたことを共有した。
これを受け、バーンリーは試合後にクラブ公式サイトで声明を発表。「バーンリーにいる全員が本日のプレミアリーグの試合後にハンニバルに向けられたオンライン上での人種差別的中傷に憤慨している。このような行為は私たちの社会に許されるものではなく、断固として非難する。クラブは引き続き明確な立場を貫き、いかなる差別に対しても一切容認しない」と非難しながら、次のように続けた。
「クラブはインスタグラムの親会社であるMetaにこの投稿を報告し、プレミアリーグおよび警察と共に、同社からの強力な支援を期待して加害者の特定と捜査に尽力する。ハンニバルはクラブとすでにこの虐待行為を非難しているバーンリーサポーターから全面的な支援を受ける。人種差別に容赦はしない」
また、この試合2枚のイエローカードで72分に退場となったチェルシーに所属するフランス代表DFウェズレイ・フォファナも同様に公式インスタグラムのストーリーズで人種差別的メッセージを受けた投稿を5件載せ、「2026年なのに状況は同じで、何も変わらない。これらの人々は罰せられない。人種差別反対の大規模なキャンペーンを立ち上げても、実際には誰も何もしない」と綴った。
その後、チェルシーもクラブ公式サイトを更新し、以下のように人種差別的投稿を非難している。
「チェルシーはウェズレイ・フォファナに対するオンラインでの卑劣な人種差別的虐待に愕然とし、憤慨している。本日のプレミアリーグのバーンリー戦後にウェズが受けた標的を絞った人種差別的虐待は、忌まわしいものであり、決して容認されるものではない」
「このような行為は全く容認できず、試合の価値観、そしてクラブとして私たちが掲げているすべての理念に反するものだ。
さらに、このような状況が明らかになったことを受け、プレミアリーグも公式X(旧:ツイッター)を通じてバーンリーとチェルシー両方の訴えに以下のように声明を発表している。
「私たちはバーンリーと共に、ハンニバルに向けられた忌まわしい人種差別的中傷を強く非難し、選手とクラブを全面的に支援することを表明する。フットボールはすべての人のためのものであり、試合中だけではなく、社会のいかなる場所においても、差別的な虐待は許されていない。差別行為が特定され、有罪判決を受けた個人は、クラブからの追放や法的訴追を含む、可能な限り厳しい処罰を受けることになる。サポーターの皆には、スタジアム内およびオンラインで虐待を報告するようお願いする」
「私たちはウェズレイ・フォファナとチェルシーと共に、ソーシャルメディア上で彼が受けた卑劣な人種差別的虐待を強く非難する。人種差別は私たちの試合中、そして社会のいかなる場所にもあってはならないものであり、差別的虐待を受けている選手たちを支援するために私たちは引き続き全力を尽くしていく。フットボールはみんなのものだ」
【ハイライト動画】チェルシーvsバーンリー

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