ブンデスリーガ第23節が22日に行われ、ザンクトパウリとブレーメンが対戦した。

 2部降格圏の17位に低迷するザンクトパウリには昨年夏から藤田譲瑠チマ、今冬から安藤智哉と原大智が在籍。
藤田はボランチの主軸としてここまで公式戦25試合に出場しているほか、安藤は直近のリーグ戦4試合連続先発起用中で、原はここまで公式戦3試合で途中起用されている。一方、ブレーメンにレンタル加入中の菅原由勢は右サイドバックの定位置を確保すると、ここまで全試合で起用され4アシストをマーク。しかし、チームは降格圏一歩手前の16位と苦戦が続く。

 安藤と藤田がスタメンに名を連ね、原と菅原がベンチスタートとなった一戦はスコアレスで前半を終え、55分にザンクトパウリが先制に成功する。左に開いた藤田が起点を作り、バックパスを受けたダネル・シナニがダイレクトクロスを供給。ハウケ・ヴァールが頭で合わせると、日本にルーツのあるGKミオ・バックハウス(長田澪)がこれを弾ききれずにネットを揺らした。

 ブレーメンもすぐさま反撃。サミュエル・ムバングラが鋭い縦突破からゴール前へ折り返すと、混戦から最後はヨヴァン・ミロシェヴィッチが蹴り込み試合を振り出しに戻した。

 追い付かれたザンクトパウリは70分、後方から丁寧にボールを繋いで敵陣右サイドのスペースへ展開し、抜け出したマノリス・サリアカスがマイナス方向へラストパス。待ち構えていた藤田がファーストタッチで前へ運んで右足を降ると、低いシュートがゴール左下隅に吸い込まれ、すぐさま勝ち越しに成功した。藤田にとっては嬉しいブンデスリーガでの初ゴールとなった。

 試合はこのまま2-1で終了。
藤田の加入後初ゴールが決勝点となり、ザンクトパウリが勝利した。藤田は87分までピッチに立ち、安藤はフル出場。原と菅原に出番は訪れなかった。次節は28日に行われ、ザンクトパウリはアウェイでホッフェンハイム、ブレーメンはホームでハイデンハイムと対戦する。

【スコア】
ザンクトパウリ 2-1 ブレーメン

【得点者】
1-0 55分 ハウケ・ヴァール(ザンクトパウリ)
1-1 62分 ヨヴァン・ミロシェヴィッチ(ブレーメン)
2-1 70分 藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)


【ハイライト動画】藤田譲瑠チマのブンデス初ゴールは値千金の決勝弾!

編集部おすすめ