1867年9月に創設され、現存するフットボールクラブとしては世界で最も古いクラブの一つであるシェフィールド・W。
2015年からタイ人の実業家デジポン・チャンシリ氏がシェフィールド・Wのオーナーを務めていたが、近年は選手・スタッフへの給与支払いが何度も遅延するなど財政危機が深刻化。同クラブは昨年10月から管財人の管理下に置かれている。
EFL(イングリッシュ・フットボールリーグ)の規定に基づき、合わせて勝ち点「18」のはく奪処分を科されたシェフィールド・W。ここまで1勝8分と自力で勝ち点「11」しか稼げておらず、勝ち点「-7」の最下位に沈んでいる。
夏に続いて1月の移籍市場でも主力の流出を強いられ、2026年1月1日のプレストン戦からリーグ戦10連敗中。22日に行われたチャンピオンシップ第33節でシェフィールド・ユナイテッドとのダービーマッチに敗れ、同じ街のライバルに引導を渡される最悪の形で、3部への降格が決まった。
イギリスメディア『BBC』によると、1888年から発足したEFLで2月に降格が決まったのは、全カテゴリーで史上初となる模様。13試合を残しての降格決定はEFL史上最速になるという。
シェフィールド・ウェンズデイは、ほかにも不名誉な記録を残す可能性があるようだ。EFLの歴史において、マイナスの勝ち点でシーズンを終えたクラブはいまだ存在しない。1勝3ポイントに換算すると、EFL史上最小の勝ち点は、1899-1900シーズンの2部を最下位で終えたラフバラーの「9」となる(34試合で1勝6分)。
EFLの最長連敗記録は、1898-99シーズンのダーウェンが記録した「18連敗」。2部リーグがチャンピオンシップに改名された2004-05シーズン以降、シェフィールド・Wの10連敗は、2016-17シーズンのロザラムと並んで2部の最長記録となっている。
シーズンが46試合制になってからの最多敗戦数は、1997-98シーズンのドンカスターが4部で記録した「34」敗。シェフィールド・Wは残り13試合時点で24敗を喫している。また、46試合制での最小勝利数は、1973-74シーズンの3部でロッチデールが挙げた「2」勝だ。
シェフィールド・Wが9月に挙げた今季唯一の勝利は、敵地ポーツマス戦でのもの。本拠地『ヒルズボロ』で行われる残り6試合で一度も勝ち星を掴めなかった場合、シーズンを通じてホームで1勝も挙げられなかったEFL史上初のチームとなってしまう。

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