アーセナルは22日、プレミアリーグ第27節でトッテナム・ホットスパーを4-1で破ったが、宿敵を撃破した高パフォーマンスの背景には、選手ミーティングがあったようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が23日、同試合で2得点を奪ったアーセナルのスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュのコメントを伝えている。


 18日に行われた第31節前倒し分では、最下位に沈むウルヴァーハンプトンに2点差を追い付かれ、プレミアリーグ2戦連続ドローとなったアーセナル。試合前の時点で、今節を消化した2位のマンチェスター・シティが勝ち点「3」を積み上げたため、両者の勝ち点差は「2」に縮まった状態でノースロンドン・ダービーに臨んでいた。

 試合は前半の32分、イングランド代表FWブカヨ・サカが右サイドを突破し、中央への折り返しを同代表MFエベレチ・エゼが沈めて、アーセナルが先制に成功。しかしながら、直後にトッテナム・ホットスパーのフランス代表FWランダル・コロ・ムアニに同点ゴールを許し、1-1でハーフタイムに入った。

 それでも、後半開始早々の47分、オランダ代表DFユリエン・ティンバーからのパスを収めたギェケレシュが、右足で強烈なシュートを突き刺し、アーセナルが勝ち越しに成功。61分にはゴール前のこぼれ球をエゼが押し込んでリードを広げると、後半アディショナルタイムにはノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアのパスを受けたギェケレシュが右足でトドメを刺す。試合はこのままタイムアップを迎え、アーセナルはプレミアリーグで3試合ぶりの白星を手にした。

 直近のプレミアリーグ2試合はいずれもドローと、嫌な雰囲気も流れたなかで迎えたノースロンドン・ダービーで快勝を収めたが、“宿敵”との決戦の前には選手ミーティングが行われていたという。

 試合後、その選手ミーティングの存在を明かしたギェケレシュは「僕ら選手のほとんど全員が発言した」と明かす。「僕らの団結力は高まったと思う」と話したミーティングの効果を、次のような言葉で説明した。

「時には自分の気持ちを率直に伝え、チーム内で共有することが大切だ。そうすることで、各選手がその瞬間に抱いている感情の違いを認識でき、結果として相互理解が深まるからね。
チーム内でこのように率直に話し合うことで結束も強まる。こうした対話は非常に重要な機会だった」

 選手ミーティングの効果もあってか、今季2度目のノースロンドン・ダービーもアーセナルの快勝で幕を閉じ、これでマンチェスター・シティとの勝ち点差は「5」に広がった。団結力を高めた選手たちは、この勢いのままに今後も勝ち点「3」を重ねることはできるだろうか。


【ハイライト動画】エゼ&ギェケレシュがそれぞれ2発でアーセナル快勝



編集部おすすめ