6月に開幕するFIFAワールドカップ2026で新たなルールが導入される可能性があるようだ。23日、『ESPN』が伝えている。


 報道によると、国際サッカー評議会(IFAB)は試合展開のスピードアップを図るための措置として、スローインとゴールキックに時間制限を設ける方針とのこと。GKが8秒以内にボールを手放さなかった場合に相手チームにコーナーキック(CK)が与えられる“8秒ルール”は今シーズンから導入されているが、スローインとゴールキックに関しては“5秒ルール”が設けられる模様だ。

 試合再開を遅らせようとする意図を感じた場合、主審は合図を送って5秒間のカウントダウンを開始。5秒以内にプレーが再開されなければ、スローインは取り消され、ゴールキックが故意に遅れた場合には相手チームにCKが与えられるという。現地時間28日土曜日のIFAB年次総会にて合意予定であるこの内容は、7月1日から正式に競技規則の一部となるが、北中米3カ国で共催されるFIFAワールドカップ2026で導入される可能性もあると報じられている。

 また、IFABは選手交代に10秒間の制限を設けることも検討している模様。制限時間を超えたチームは交代選手を投入することができず、少なくとも1分間は数的不利での戦いを余儀なくされることになるという。さらには負傷で一時的にピッチ外に出た競技者がプレーに復帰するまでの時間についても、全大会で統一されたルールが適用される可能性があるようだ。

 なお、FIFAワールドカップ2026ではビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の適用範囲が拡大される可能性も高い。これまで適用外だったCKに関する判定や2枚目のイエローカードに伴う退場判定にもVARの介入が可能になると見られている。
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