レアル・マドリードが、ベンフィカ戦前のスタンドでナチス式敬礼を行ったサポーターに対して即時の除名処分を科した。

 レアルは25日、サンティアゴ・ベルナベウで行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ セカンドレグでベンフィカと対戦。
2-1の勝利を収めたチームは、2戦合計3-1のスコアでラウンド16進出を決めた。

 ジョゼ・モウリーニョ監督率いる因縁の相手に対しての勝ち上がりに沸くクラブやサポーターだが、この試合前にはその勝利に水を差す出来事が起きていた。

 キックオフ前、中継カメラはレアルのサポーターがナチス式敬礼をしているように見える場面を捉えていた。すぐさまこれに気づいた警備員が通報し、問題の人物はスタジアムから退場させられた。クラブ側もこの事実を認め、以下の声明を発表している。

 「レアル・マドリードC.F.は、ベンフィカとの試合開始直前にグラダ・デ・アニマシオン(応援席)のエリアでナチス式敬礼を行う姿がテレビカメラに捉えられた会員に対し、クラブ規律委員会に即座に除名手続きを開始するよう緊急に要請したことをお知らせします」

 「この会員は放送に映った直後、クラブの警備員によって特定され、すぐにサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムから退場させられました」

 「レアル・マドリードは、スポーツや社会において暴力や憎悪を助長するこのような行為や表現を非難します」

 なお、スペインメディア『マルカ』などによれば、同試合のキックオフ前にはスタジアムの外でサポーター同士の衝突がさらに発生していたという。さらに、SNSに投稿された動画には、レアル・マドリードのサポーターがナチス式敬礼をしたり、ファシストの歌を歌ったりしている様子も映されていた。一方、ベンフィカのサポーターはマドリードの地元警察と衝突しており、ピッチ内外での混乱が発生していたようだ。


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