開幕まであと4カ月を切ったものの、FIFAワールドカップ2026は開催国であるアメリカ合衆国の政治的な混乱などにより“悪い意味でも”注目を集めている。すでにW杯出場を決めているドイツ代表については国民の一部から「アメリカ合衆国開催の大会はボイコットすべき」との声が挙がっているが、『Frankfurter Rundschau』によるとドイツ代表の現SDであり、現役時代にドイツ代表のエースとしても活躍したフェラー氏はボイコットはあり得ないという自論を強調した。
「議論したところで無駄だ。私は常にボイコットに反対してきた。(ボイコットをしても)何も達成できないし、選手に害を及ぼすだけだからだ」
ドイツ国内では意見が二分している。ザンクト・パウリのオーケ・ゲトリッヒ会長は「アメリカ合衆国で起きている問題を無視することはできない。サッカーは社会問題という試験管の中では機能しない」と、ボイコット検討の意義を示唆。一方、ドイツ代表MFジョシュア・キミッヒはボイコットに反対の立場を表明している。代表チームと深くかかわるフェラー氏は、何よりもサッカーが主役となるW杯を望んでいる模様。「我々はサッカーをするためにここにいる。かん口令などはないし、誰もが意見を表明し、批判することもできる。だが、大会の直前ともなると話は別だ」

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