今季、セルティックはスコティッシュ・プレミアシップ5連覇を目指しているものの、その道は前途多難だ。
同時に、セルティックの“宿敵”としてリーグタイトルを争ってきたレンジャーズも、現在の順位は2位で、ハーツを追う立場。ハーツは今節も勝ち点「3」を積み上げており、試合前の時点でセルティックは勝ち点差「9」、レンジャーズは勝ち点差「7」に広がっていた。両者ともにタイトル獲得に向けて落とせない公式戦通算450回目の“オールドファーム”が行われた。
セルティックに所属する前田大然はスターティングメンバーに名を連ね、旗手がベンチスタートとなった一戦は序盤の8分、ユセフ・シェルミティが豪快なバイシクルシュートを叩き込み、レンジャーズが先手を取る。そのシェルミティは続く26分、ゴール前のクリアミスを見逃さずに追加点を奪い、レンジャーズが2点をリードして前半を終えた。
だが、後半に入るとセルティックが反撃をスタート。まずは56分、ゴール前で待っていたキーラン・ティアニーがヘディングシュートを沈めて1点差に詰め寄る。試合はこのままレンジャーズの1点リードで終盤へ向かったが、最後の最後に主役となったのは、ハーフタイム明けからピッチに立っていた旗手と、スタートから奮闘していた前田だった。
ゴール前で右サイドからのクロスボールに反応した前田が、ヘディングシュートを放つと、これがデュジョン・スターリングのハンドを誘い、土壇場でセルティックがPKを獲得。キッカーを務めた旗手のゴール左下を狙ったキックは、GKジャック・バトランドに阻まれたものの、こぼれ球に再び旗手が反応。
試合はこのままタイムアップ。この結果、セルティックは黒星こそ免れたものの、首位追撃へ向けては痛いドローとなった。これは2位のレンジャーズに対しても同様の言葉。今節を終えた時点で、セルティックとハーツの勝ち点差は「8」(※1試合未消化)、レンジャーズは「6」となっている。
この後、セルティックは3月4日、第25節延期分でアバディーンの本拠地に乗り込む。
【スコア】
レンジャーズ 2-2 セルティック
【得点者】
1-0 8分 ユセフ・シェルミティ(レンジャーズ)
2-0 26分 ユセフ・シェルミティ(レンジャーズ)
2-1 56分 キーラン・ティアニー(セルティック)
2-2 90+1分 旗手怜央(セルティック)

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