リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督は、プレミアリーグでセットプレーへの重要性が増していることについて「純粋に楽しめるものではない」と不満を口にしつつ、セットプレーがプレミアリーグのレベル向上につながっている側面もあると語った。2日、イギリスメディア『BBC』が指揮官のコメントを伝えている。


 リヴァプールは2月28日、プレミアリーグ第28節でウェストハムと対戦し、5-2で勝利した。この試合で挙げた5得点のうち3得点がセットプレーの流れから生まれた得点だった。『BBC』によれば、リヴァプールは今年に入ってから、PKを除くセットプレーからプレミアリーグで最も多くの得点を記録している。

 今シーズン、アーセナルはコーナーキックから16得点を挙げており、これはプレミアリーグ史上最多の記録に並んでいる。また、データサイト『Opta』によると、今シーズンのプレミアリーグで記録された全得点のうち、27.5パーセントがセットプレーから生まれた得点だという。

 スロット監督は、「受け入れるしかない。プレミアリーグでは特にそうだ。他のリーグでは、セットプレーはそれほど重視されていないように感じる。今でもエールディヴィジの試合を観戦しているが、ゴールが取り消されたり、GKへのファウルが取られているのを見ると『まったく違う』と思う。ここではGKの顔に接触するプレーがあっても、主審はそのままプレーを続けさせる」と、プレミアリーグでは他国のリーグよりもセットプレーの際に起きる接触について寛容であると語った。

 そして、「それが好きか? サッカーファンとしては好きではない。サッカーと聞いて思い浮かぶのは10から15年前のバルセロナだ。
毎週日曜日の夜、彼らの試合を楽しみにしていた。現在のプレミアリーグの試合は、私にとって純粋に楽しめるものではない」と、セットプレーを重視するトレンドについて個人的な意見を述べつつ、「だが、実に興味深いことだとは思う。非常に競争的だ。その競争の激しさこそが、このリーグをすばらしいものにしている。どのクラブがどのクラブに勝ってもおかしくない」と、セットプレーがプレミアリーグのレベル向上につながっている側面もあると語った。


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