現在エールディヴィジで4位と、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場も狙える立ち位置につけるNECは、エールディヴィジ3連覇を手中に収めつつあるPSVと対戦。NECは序盤の6分、かつて浦和レッズでもプレーしたブライアン・リンセンのゴールで先制しながら、その後PSVに2ゴールを奪われて1度は逆転を許す。それでも、37分にはセカンドボールを拾った佐野が頭でボールを繋ぎ、エリ・ダサが右足シュートを叩き込む。2-2に追いついて迎えた61分には、左サイドからのクロスボールをエリ・ダサが押し込み、試合をひっくり返した。
試合はこのまま3-2でタイムアップを迎え、NECは2シーズンぶりの決勝へ進出を決めた。佐野はフル出場で勝利に貢献したが、小川に出場機会はなかった。
もう一方のゲームでは、エールディヴィジで6位と欧州カップ戦の出場権争いを繰り広げるAZと、17位と降格圏に沈むテルスターが激突。試合はスコアレスで後半へ折り返すと、立ち上がりの47分に左サイドを破ったキース・スミットがグラウンダーのクロスボールでオウンゴールを誘発。続く51分には、コーナーキックの混戦から再びオウンゴールが生まれ、AZが2点をリードした。74分にはケイ・テジャンが1点を返すも、テルスターの反撃はここまでだった。
試合は2-1でAZが勝利。市原はメンバーに入ったものの出番はなく、毎熊はケガの影響もあってメンバー外だった。
これらの結果、NECとAZが、4月19日に予定されている決勝の舞台に駒を進めた。NECは過去に3度、ファイナルに出場しているが、いずれも敗れて準優勝。今季は初のKNVBベーカーのタイトル獲得を目指す。対するAZは、昨シーズンに続いて2年連続の決勝進出。PK戦の末に涙を飲んだ昨季のリベンジを成し遂げ、13年ぶり5度目のKNVBベーカー優勝を目論む。

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