前節、ヘタフェに0-1と競り負けて痛恨のラ・リーガ連敗となったレアル・マドリード。
ホームのセルタのアグレッシブな姿勢もあって立ち上がりからオープンな展開が続いていく。開始6分にはセルタのボルハ・イグレシアスが際どいミドルシュートを放つと、10分にはトレント・アレクサンダー・アーノルドのパスでボックス右に持ち込んだヴィニシウスが左ポスト直撃のシュートを放つ。
すると、この直後の11分にはレアルの連続CKの流れからショートコーナーでボックス右でパスを受けたアルダ・ギュレルのマイナスパスにペナルティアーク付近で反応したオーレリアン・チュアメニが右足コントロールシュート。左ポストの内側を掠めたボールがゴールネットを揺らし、フランス代表MFのゴラッソでアウェイチームが先手を奪った。
先制後はセルタの反撃を受け止めながらカウンターを軸に追加点を目指すレアル。だが、リーグ連敗中でゲームをコントロールし切れないアルバロ・アルベロアのチームは一瞬の隙を突かれる。
25分、縦パス一本で左のスペースに飛び出したヴィリオット・スウェドベリが対面のアレクサンダー・アーノルドを振り切ってボックス内へ切れ込むと、グラウンダーの正確な折り返しをゴール前に走り込んだイグレシアスが左足ワンタッチで流し込んだ。
振り出しに戻った試合はホームチームのペースで進んでいく。[5-4-1]のブロックでうまくレアルの攻撃を撥ね返しながら、前がかる相手をロングボールで裏返しながらスウェドベリ、イグレシアスが幾度か良い形を作った。
後半も同じメンバーで臨んだものの、前半同様にリズムを掴めないレアル。淡々と時間だけが過ぎていく中、65分にはギュレルを下げてセサル・パラシオスを投入する。
そんな中、73分にはボックス内で相手のフェラン・ジュグラの手にボールが当り、ハンドによるPK獲得かに思われたシーンもあったが、VAR介入の末にノーファウルの判定となった。
その後、ゴンサロ・ガルシアを2枚目のカードとして切ったものの、ゴールはおろか決定機まで作れないレアル。逆に、終盤の87分には途中出場のイアゴ・アスパスにボックス内で仕掛けられて決定的なシュートを打たれたが、これは右ポストに救われた。
内容を鑑みれば、このままドローでの連敗ストップが濃厚だったが、レアルが土壇場で勝負強さを発揮した。後半アディショナルタイム4分、ショートカウンターの形から波状攻撃に持ち込むと、アレクサンダー・アーノルドの右クロスを相手DFが中途半端にクリアしたところに反応したフェデリコ・バルベルデがペナルティアーク付近でワントラップから右足を振る。ゴール前でDFにディフレクトして大きくコースが変わった鋭いシュートがゴール左隅に突き刺さった。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、好調のセルタ相手に敵地で苦しみながらも勝ち切ったレアルが、リーグ連敗をストップするとともに首位のバルセロナとの暫定ポイント差を「1」に縮めた。
【スコア】
セルタ 1-2 レアル・マドリード
【得点者】
0-1 11分 オーレリアン・チュアメニ(レアル・マドリード)
1-1 25分 ボルハ・イグレシアス(セルタ)
1-2 90分+4 フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード)

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