アーセナルは7日、FAカップ5回戦(ラウンド16)でマンスフィールド・タウンと対戦し、2-1で勝利した。同試合にスタメン出場した“とある選手”にまつわる不敗神話が話題となっている。


 リーグ1(イングランド3部リーグ)に在籍するマンスフィールド・タウンの本拠地に乗り込んだゲームは、スコアレスの時間が長く続いたが、前半終盤の41分にイングランド代表FWノニ・マドゥエケが狙い澄ました左足シュートを突き刺して先手を取る。後半立ち上がりの50分には自陣でのビルドアップのミスを掻っ攫われて失点し、アーセナルとしては不穏な空気も漂ったが、66分にはペナルティエリア中央で前を向いた同代表MFエベレチ・エゼが強烈なシュートを叩き込み、2-1で試合終了。この結果、アーセナルが準々決勝へ駒を進めた。

 不敗神話を持つ選手とは、この試合にフル出場していたU-21スペイン代表DFクリスティアン・モスケラ。昨年夏、バレンシアから完全移籍加入した若きセンターバックだ。ここまで公式戦通算で23試合のピッチに立っている。

 モスケラが先発メンバーに名を連ねた公式戦は今季14試合あるが、アーセナルは無敗を維持している。内訳は12勝2分け。データサイト『Opta』によると、今季プレミアリーグのクラブに所属する選手が出場した全公式戦(※代表チームは除く)を対象としたデータのなかで、最長の無敗記録となっているようだ。

 もっとも、プレミアリーグで首位を走るアーセナルは、ここまで行われたチャンピオンズリーグ、カラバオ・カップ(EFLカップ)、FAカップで全勝を記録しており、敗れた試合はプレミアリーグの3試合のみ。そのうち、モスケラは第15節アストン・ヴィラ戦(●1-2)は足首負傷のため欠場しており、第23節マンチェスター・ユナイテッド戦(●2-3)はベンチに座ったまま試合終了のホイッスルを聞いていたが、第3節リヴァプール戦(●0-1)については、キックオフ直後にフランス代表DFウィリアン・サリバが負傷したため、約85分間にわたってピッチに立っていた。

 リヴァプール戦は実質的にスタメン組と同等の時間ピッチに立っていたものの、モスケラがスタート時から“先発した試合”に限定すると、不敗神話が続いていることは事実。
シーズン終盤戦は、各大会のタイトル争いの行方とともに、モスケラの不敗神話に注目しても面白いかもしれない。


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