リーグフェーズで8戦全勝と圧巻の成績を収め、首位でラウンド16に駒を進めたアーセナルは、ラウンド16でレヴァークーゼンと激突。ファーストレグは後半立ち上がりの46分、コーナーキックからドイツ代表MFロベルト・アンドリッヒに先制ゴールを奪われたものの、終盤に入った86分には、右サイドから仕掛けたマドゥエケがPK獲得の大仕事。同代表FWカイ・ハヴァーツがゴール左下に流し込み、試合は1-1でタイムアップを迎えた。
試合後、マドゥエケは「勝利を目指してここに来た。そうした意味では残念な結果ではあるが、負けなかったのだから、決して悪い結果ではない」と自身の所感を言葉にする。得意のドリブル突破から獲得したPKはハヴァーツに譲ったが、同選手のPKへの信頼を「100%」と口にすると、「カイのことはよく知っている。彼はキャリアを通して、プレッシャーのかかる場面でもPKを決めてきた。最高の落ち着きと、前に出る勇気を持っている」と、同点ゴールを奪ったチームメイトを称えた。
マドゥエケは後半に入った60分から、イングランド代表FWブカヨ・サカとの交代でピッチに立ったが、昨夏のアーセナル加入後、このようなジョーカーとしての起用も少なくはない。「チームが負けている状況で投入されたならば、前に進むため、リスクを取って推進力を生み出さなければならない」と、途中出場した際に求められる仕事を明かしたマドゥエケは、「スピードを上げるべき時と抑えるべき時を見極めること。それが今現在、僕が磨き続けている点だ。可能な限り、どちらのプレーも有効に使いたいと思っている」と、ジョーカーとしての矜持を口にした。
勝負の行方が委ねられるセカンドレグは17日、アーセナルのホームで行われる。同試合を前に、マドゥエケは「僕らが改善すべき点は基本技術のところだ」と宣言。「今日はボール保持時、ボックス内で相手を脅かす点で、本来の実力を発揮できなかった」とファーストレグを振り返ると、来たるセカンドレグに向けて「これらのすべてを、トレーニングの中で修正していく。そうすれば、ロンドンで必ず仕事を成し遂げられると確信している」と意気込んだ。
【ハイライト動画】アーセナル、終盤のハヴァーツ弾で辛くもドローに持ち込む

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