欧州サッカー連盟(UEFA)は12日、パリ・サンジェルマン(PSG)戦でボールボーイを突き飛ばしたチェルシーのポルトガル代表FWペドロ・ネトに対する懲戒手続きを開始した。

 チェルシーは11日、チャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16のファーストレグでPSGと対戦し、敵地で2-5の敗戦を喫した。


 この試合にフル出場したネトは、試合終了間際の90+1分にピッチの外へ出たボールを渡さなかったボールボーイを突き飛ばして倒す場面があり、これをきっかけに両チームがヒートアップする事態となった。

 最終的にお咎めなしで試合は再開されたが、UEFAは懲戒規定に基づき、ネトの「非スポーツマン行為」に対して懲戒手続きを開始したと発表した。

 「UEFAの懲戒委員会は、この件について適切な時期に決定を下す」

当該行為が問題だと判断された場合、ネトに対しては出場停止処分や罰金処分が科される見込みだ。

 なお、試合後にイギリスメディア『TNT Sports』のインタビューに応じたネトは「ここに来てピッチ上で起きた出来事について、はっきりと伝えたかった。ボールボーイに謝罪したい。すでに彼とは話をした」と謝罪を口にしながら、次のように続けた。

「試合には負けていたから、すぐにボールを取りたくて軽く押してしまった。あのようなことをする人間ではないけど、あの瞬間は興奮していたから、謝りたい。彼にはシャツを渡した。本当に申し訳なく思っている。彼には謝らなければならないと感じている」

「彼に謝る必要があると思った。フットボールには色々な感情がある。
ボールをすぐに取りたかった。そして、彼を押してしまったから、彼に謝らなければならなかった。最後に彼にシャツを渡すために話をして、35回くらい謝った。本当に申し訳なく思っている。彼も状況はわかっていると思うし、最後には笑っていたから、この状況には満足していると思う」

「僕はフランス語がわからなかったけど、彼が笑いながら僕に何かを言っていた。(PSG所属の同胞)ヴィティーニャが彼に僕がこのような人間ではないことを伝えてくれた。囲まれた状況で心配していたのは彼のことだけだった。あの状況になったことを申し訳なく思っているよ」

チェルシーは17日にホームで行われるセカンドレグでPSGと再戦予定だが、ネトはこの試合を欠場することになるのか…。


【ハイライト動画】チェルシーが敵地でPSGに先勝を許す

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