チェルシーに所属するアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスが、自身の去就を騒がす衝撃の発言をした。17日、アルゼンチンメディア『ESPN』が伝えている。


 現在25歳のE・フェルナンデスは、FIFAワールドカップカタール2022で36年ぶり3度目となるアルゼンチン代表の優勝に貢献し、大会最優秀若手選手賞に選出。この活躍もあって、2023年1月にベンフィカからチェルシーに完全移籍で加入した。移籍金が当時の英国史上最高額の1億2100万ユーロ(約222億円)だったことに加え、2031年6月30日までとなる8年半契約を締結したことも話題を呼んだ。

 加入して以降、不動の中盤の一角としてここまで公式戦160試合出場で28ゴール29アシストを記録し、中心選手としてチームを牽引しているE・フェルナンデス。延長オプションの行使によって、チェルシーとは2032年6月30日まで契約を残していると見られているものの、パリ・サンジェルマン(PSG)やレアル・マドリードから関心が持たれていることも噂されている。

 そんななか、17日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)セカンドレグでPSGにホームで0-3で敗れ、2試合合計2-8で敗退となった後、インタビューに応じたE・フェルナンデスは「PSGを称賛しなければならない。彼らは僕たちよりはるかに優れていた。戦術的にも彼らに圧倒されたと思う」と完敗を認めながら、次のように試合を振り返った。

「ファーストレグでの最後の15分間で主導権を失ってしまったため、勝つことができなかった。相手に3点を取られ、大きな差がつけられてしまった。僕たちはミスを犯し、その代償を払うことになった。それがサッカーというものだ。
すべては細部にかかっている」

 ただ、E・フェルナンデスは「チェルシーに来てから、こういう状況は何度も起きている。今はチームメイトを支える時だ」とここから巻き返して今季を良い形で終えることができることも強調した。

「この状況を好転させられるはずだ。プレミアリーグは残り8試合あり、来季のCL出場権を獲得しなければならない。それが僕たちの目標だ。そして、FAカップ優勝も目指している。そのために全力で戦っていく。タイトルだからね、僕たちは勝つためにサッカーをしているんだ」

 それでも、来季もチェルシーに残留するのかどうか聞かれたE・フェルナンデスは「それはわからない。今は目の前の試合に集中している。その後にはワールドカップもあるし、それからどうなるかは見ていこう」とコメント。プレミアリーグでは現在6位に位置していることから、来季のCL出場権を逃した場合には今夏にクラブを離れる可能性があることを示唆したと指摘されており、今後の動向には大きな注目が集まっている。

 なお、イギリス人ジャーナリストのベン・ジェイコブス氏によると、チェルシーとしては高額な移籍金で加入したE・フェルナンデスを簿価割れで売却するつもりはなく、これまでどのクラブからも正式な接触はないものの、同選手自身は適切なオファーがあれば、ラ・リーガへの移籍に心を動かされるだろうと伝えているが、果たしてE・フェルナンデスは来季以降もチェルシーでのプレーを続けるのだろうか。



【ハイライト動画】チェルシーはホームでもPSGに完敗

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