「FIFAワールドカップ2026」に向けては、アイスランド代表戦を含めて残り3試合となった日本代表。
そんな中、唯一の初招集となったのがFW塩貝健人(ヴォルフスブルク)。慶應義塾大学からJリーグを経ずに2024年8月にエールディビジのNECへと加入すると、今シーズンは途中出場がメインとなりながらもリーグ戦12試合で7ゴールと大暴れ。1月にはブンデスリーガのヴォルフスブルクへと完全移籍し、ここまで7試合で1ゴールを記録している。
新進気鋭のストライカーの招集について森保監督は、「ワールドカップに向けてチームを固めていくという最後の活動になるかもしれないですし、チームを試す時期じゃないだろうと考える方もいるかもしれませんが、ワールドカップで勝つために我々の最大値の可能性を考えられる選手であれば招集させてもらった方が良いかなと思っています。実際に見て、最後の招集を決めていくということをやっていきたいと思っていました」と、所属クラブで結果を残している塩貝を実際に活動に呼んで見極めたいと狙いを語った。
また「今、代表の候補選手の中でケガ人が多くいる中で、チームを作っていく、固めていく作業ができているか、できる状態かというと、そうではないということ」とコメント。主軸選手がいない中では、その選択肢を広げることも考えているとし、「良い選手はたくさんいる、代表のコンセプトをより多くの選手に知ってもらう、我々もより多くの選手を知る中で、最後に最強のチームを作っていく選び方として、日本代表の選択肢の1人として今回呼ばせてもらい、彼の力量を見て、特長を実際にチーム活動の中で把握するということで、全てがワールドカップに繋がると思っています」と、本大会を見据えた中での見極めになると語った。
さらに、塩貝に期待することについても言及。「我々のA代表の活動に招集するという意味では、今回だけではなくもっと早くても良かったと思います。NECでプレーしている時も、ハードワークでチームに貢献して貴重なゴールを奪ってという活躍を見せてくれていたので、何度か招集を考えたことも実際にあります」とコメント。
そして重要なこととしてチャレンジしている姿勢も挙げ、「ヴォルフスブルクに移籍して、NECの時と比べると活躍は前所属の方がインパクトがあるかと思います。ただ、我々が全ての国のリーグはそれぞれ特徴があり、素晴らしいリーグですが、常々5大リーグでプレーして欲しいということも選手たちには目標として持ってもらうということを話している中で、彼はワールドカップに向けてこれまでのチームでアピールできるところからさらに1つチャレンジして、自分自身を高めようとしているところがあったと思います。そういったチャレンジを、日本代表の監督として、日本人指導者の1人としても、より高みを目指して舞台を変えてステップしているという点でも、招集して良いかなと思いました」とし、「日本人せんしゅには世界基準の選手がたくさんいる中で、世界一を目指して戦っている日本サッカーの中でチャレンジしている選手を見ていくという点でも、他の選手に伝わるものもあると思います」と、高みを目指し続けている部分も評価しているようだ。
スコットランド代表戦は日本時間の29日(日)の2時に、イングランド代表戦は日本時間の4月1日(水)の3時45分にキックオフ。地上波では『NHK総合テレビ』、『NHK Eテレ』、インターネット配信は『U-NEXT』で行われる。

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