Jリーグは24日、社員総会および臨時理事会を開催し、野々村芳和チェアマンが3期目を務めることが決定した。

 野々村チェアマンは1972年に静岡県で生まれ、慶應義塾大学からジェフユナイテッド市原(現:ジェフユナイテッド千葉)に加入。
2000年にコンサドーレ札幌(現:北海道コンサドーレ札幌)へと移籍すると、2001年に現役引退。チームアドバイザーなどを務めたのち、2013年に札幌の社長に就任。その後会長を務めると、2022年3月にJリーグチェアマンに就任した。

 野々村チェアマンは3期目を任されることが決定した中、記者会見で意気込みをコメント。「4年前、Jリーグに来たときはまだコロナ禍で、ようやく2023年の5月8日に5類に移行して、日本人の心理的なハードルも完全になくなったわけではないですが、通常のリーグ運営、クラブ運営ができるようになってきました。そこからどうやって、それまで過去最高だった2019年以上の入場者数・売上高を無事回復させていくかという過程において、クラブの皆さんと『Jリーグってそもそもどこを目指すんだっけ?』という意思統一を図ってきました。それが2024年の2019年超え、そして2025年(昨年度)の過去最高更新につながったと思っています」と、1期目は目指した過去最高記録の更新を達成できたと振り返った。

 3期目に向けては「当然これでいいとはリーグ職員もクラブの人たちも誰も思っていません。あくまでも過程であって、ここから本当の意味で世界の中でどんなポジションをJリーグが取れるのか、それをやっていく期間のスタートだと思っています。新しいシーズン(26-27シーズン)に向けて、そういう期間になるのかなと」と、世界のリーグと渡り合うために更なる成長を目指すとし、「4年間の中で何をどう変えたらクラブが頑張った分だけ成長できるか、またリーグがやるべきことは何かという整理も少しずつつけてきたつもりなので、その整理をこの新しい期にはもう一つつけて、頑張ったら頑張った分だけ成長できるという良い循環に入っていけるように。そのお手伝いができればいいかなと思っています」と、クラブと共に発展していく未来に向けて尽力したいと意気込みを語った。

 また、チェアマンのサポート役として常勤理事に青影宜典氏が就任。
青影氏は、常務執行役員者兼任し経営面でリーグの発展に尽力していくこととなる。その他、千布勇気氏(楽天ヴィッセル神戸株式会社 代表取締役社長)、山室晋也氏(株式会社エスパルス 代表取締役社長)が理事に新任。その他、井口加奈子氏(シティユーワ法律事務所 パートナー)、夫馬賢治氏(株式会社ニューラル 代表取締役CEO)も理事に新任となった。また、特任理事はこれまでに引き続き、内田篤人氏、小野伸二氏、海堀あゆみ氏と現役時代に日本代表としてプレーした元選手が留任している。
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