「日本代表がスコットランドで試合をするのは、ほとんどないこと。僕が代表にいる間にできることは、すごく幸せなことだと思っています」。
そう噛み締めるように話したのは、“地元”スコットランドのセルティックでプレーする前田大然だ。

 前田は2022年からセルティックでプレーし、在籍5季目を迎える。この日はスコットランド・エディンバラ日本語補習校の生徒約80人と交流。チームを代表して谷口彰悟とともに寄せ書き入りの日の丸を受け取った。在英の日本人からも大人気で「もうそれはそうじゃないと、悲しいですからね(笑)」と笑顔を見せる。今やスコットランドにおける“日本人の顔”とも言える存在だ。

 28日に迫ったスコットランド戦の舞台はハムデン・パーク。スコットランドの“国立競技場”であり、国内ではカップファイナルの舞台としても用いられる。2024年12月に行われたレンジャーズとのスコティッシュ・リーグカップ決勝ではゴールも決めている。「僕としてはやりやすいスタジアムだと思います。普段お世話になっている日本人の方も来てくれるので、プレーで応えられれば」と意気込む。さらに「普段は応援してくれているサポーターたちが相手になるので、そういった意味でもすごく楽しみ」と心待ちにした。


 セルティックでは前線のポジションを主戦場としているが、日本代表では主に左ウイングバックを担う。「今はもうFWではプレーしていないですけど、左はやりやすい部分ではあるので、そこで勝負したい」と前田。左ウイングバックには中村敬斗、そして復帰を果たした三笘薫がいる。加えて南野拓実久保建英が負傷離脱中のため、シャドーで起用される可能性もありそうだ。「まだ監督と話していないので分からないですけど、出たポジションで自分のプレーを出していけたら」と語った。
編集部おすすめ