国際親善試合が26日に行われ、ブラジル代表とフランス代表が対戦した。

 FIFAワールドカップ2026への出場が決定している優勝候補同士による、本大会前最後のインターナショナルマッチウィークに行われる注目のテストマッチ。


 カルロ・アンチェロッティ監督率いるブラジルはGKにエデルソンを起用したほか、グレイソン・ブレーメル、カゼミーロ、ハフィーニャ、マテウス・クーニャ、ヴィニシウス・ジュニオール、ガブリエウ・マルティネッリといった選手を起用。

 一方、ディディエ・デシャン監督が率いるフランスはGKにマイク・メニャン、イブライマ・コナテ、テオ・エルナンデス、オーレリアン・シュアメニ、ウスマン・デンベレ、ミカエル・オリーズ、キリアン・エンバペといった豪華なメンバーがスタートからピッチに立った。

 W杯開催地のアメリカ開催となった一戦。立ち上がりからフランスがボールを握り、オリーズを起点に崩しを試みる。対するブラジルはロングカウンターの形で一気に相手ボックス付近まで運び、ハフィーニャやヴィニシウスがフィニッシュへつなげていく。

 以降は互いに相手の強度の高い連動した守備を上回れず、試合はこう着。それでも、クーリングブレーク明けの27分にはブラジルに決定機。ショートカウンターの形からペナルティアーク右でヴィニシウスからパスを受けたマルティネッリが左足の鋭いシュートを放ったが、これはわずかに枠の左へ外れる。

 一方、序盤以降はなかなか攻撃の形を作れずにいたフランスだったが、エースがワンチャンスを活かし切る。32分、中盤でチュアメニがカゼミーロを潰すと、ボールを引き取ったデンベレがハイラインの背後へ絶妙なスルーパスを供給。これに抜け出したエンバペがGKエデルソンの頭上を抜く絶妙なループシュートを流し込んだ。

 均衡が破れたことで試合はよりオープンに。
先制点で勢いづくエンバペは前半終盤にかけても積極的にボックス付近で足を振っていくが、いずれのシュートも枠を捉え切れなかった。

 フランスの1点リードで折り返した後半、ブラジルはハフィーニャを下げてルイス・エンリケをハーフタイム明けに投入した。

 後半はブラジルが押し込む入りを見せると、52分には背後へ抜け出したウェズレイがDFダヨ・ウパメカノと交錯。オンフィールド・レビューの結果、DOGSOとの判定でウパメカノが一発退場となり、数的優位を手にした。

 このアクシデントを受け、デシャン監督はデンベレを下げてDFマクサンス・ラクロワを投入。さらに、チュアメニを下げてエンゴロ・カンテをピッチに送り出した。

 数的不利を背負ったフランスはここから押し込まれる展開となったが、65分にはロングカウンターからオリーズの絶妙なスルーパスに抜け出したウーゴ・エキティケがボックス左でGKエデルソンに寄せられる寸前でのチップキックを流し込み、見事に追加点を奪い切る。

 10人の相手にゴールを奪われる拙いゲーム運びとなったブラジルは、ジョアン・ペドロやイゴール・チアゴと前線にフレッシュな選手を送り込んでいく。すると、78分には相手陣内左サイドで得たFKの流れでボックス内でカゼミーロ、ルイス・エンリケとつなぎ、最後はゴール前のブレーメルが体を投げ出す右足シュートでゴールをこじ開ける。

 これで一気にペースを掴んだブラジルは後半終盤にかけて攻勢を仕掛けていく。90分には左サイドを突破したルイス・エンリケの折り返しを、ボックス手前に攻め上がったブレーメルがダイレクトボレーで合わすが、このシュートはわずかに枠の右へ外れる。

 さらに、7分が加えられた後半アディショナルタイムにはリスクを冒した攻撃を見せると、試合終了間際にはブレーメルの絶妙なスルーパスにボックス内でイゴール・チアゴ、ヴィニシウスと反応したが、わずかに合わせ切れず。


この結果、注目の強豪対決はフランスが1-2で勝利した。

【スコア】
ブラジル 1-2 フランス

【得点者】
0-1 32分 キリアン・エンバペ(フランス)
0-2 65分 ウーゴ・エキティケ(フランス)
1-2 78分 グレイソン・ブレーメル(ブラジル)


【ゴール動画】エンバペループ弾など強豪対決で生まれた3ゴール!








編集部おすすめ