スウェーデン代表が2大会ぶり13度目のワールドカップ出場へ王手をかけた。

 FIFAワールドカップ2026欧州予選プレーオフ・パスB準決勝が26日に行われ、スウェーデン代表はウクライナ代表と対戦した。
スイス代表、コソボ代表、スロベニア代表と同居したグループBでは2分4敗と不振を極めたが、この日はアーセナルで活躍中のFWヴィクトル・ギェケレシュが躍動。開始早々の6分にクロスに合わせてネットを揺らすと、51分にはGKからのロングフィードを起点に独力で追加点を挙げ、73分にはPKを沈めてハットトリックを達成した。

 ギェケレシュの大活躍によってスウェーデン代表は3-1で勝利。現地時間31日に控えるパスB決勝へ駒を進め、本大会への切符をかけてポーランド代表と対戦することとなった。なお、パスBの優勝チームは本大会でグループFに入り、日本代表とも対戦する。

 試合後、スウェーデン代表を率いるグレアム・ポッター監督は欧州サッカー連盟(UEFA)を通じ、ハットトリックを達成したギェケレシュを「驚異的だった。守備の第一線としてもハードワークしてくれたし、強敵相手の独特な熱気にうまく適応し、攻守において非常に良いバランスを保つことができた」と絶賛。さらにはウクライナ代表を率いるセルゲイ・レブロフ監督も敗戦に悔しさを滲ませつつ、27歳のストライカーについて言及した。

「試合を通してチームを信じていたし、できる限りのことをやり尽くし、得点チャンスも作った。先制ゴールが我々にとって痛手となり、後半も同様だった。終盤は良いプレーができたが、それだけでは十分ではなかった。そして、今夜はヴィクトル・ギェケレシュが違いを生み出した。
彼はその実力を発揮し、ヨーロッパ屈指のストライカーであることを証明した」

 大一番で持ち前の決定力を発揮し、母国を勝利に導いたギェケレシュ。試合後にはスウェーデンメディア『スポーツ・ブラデット』を通じて「僕たちにとって非常に重要な試合だったし、勝てたことは本当に大きな意味がある。火曜日(パスB決勝)はもっと良い試合ができるかもしれない」とコメントしている。

 ギェケレシュ以外にもアンソニー・エランガ(ニューカッスル)やヤシン・アヤリ(ブライトン)、ルーカス・ベリヴァル(トッテナム・ホットスパー)、負傷離脱中のアレクサンデル・イサク(リヴァプール)にデヤン・クルゼフスキ(トッテナム・ホットスパー)と欧州屈指の攻撃陣を誇るスウェーデン代表。ワールドカップ本大会で日本代表と対戦することになるだろうか。


【ハイライト動画】ギェケレシュが圧巻ハット! スウェーデンがW杯出場に王手

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