試合序盤こそ相手にボールを持たれる時間帯も多かった日本だったが、20分過ぎからは前線からのプレスが機能し、ハーフラインを越えて攻め込む時間が増加。佐野はこの流れの中で何度か好機を迎えたものの、「あそこで決めて、ねじ込めるのが結果を残す選手」と語り、無得点に終わったことへの悔しさを滲ませた。
特に悔やんだのは、ボックス内で鈴木唯人からのパスを受けたがフィニッシュまで持ち込めなかった37分のシーン。佐野はこの場面を振り返り、自身には「フォワードっぽい嗅覚的なところがまだ足りなかった」と主張。その他の場面に関しても、もう一歩ボールを持ち運ぶ判断や、あえて時間を止めるようなプレーの選択肢もあったのではないか」と、自身の判断力を課題に挙げた。
また技術面においても、細かいパスのズレや、所属クラブとは異なる役割の中での戸惑いなど、多くの改善点を露呈したと自己評価は辛辣。試合中のポジションチェンジでリズムを作るなど一定の手応えは得つつも、世界を相手に“結果”で証明するための壁を改めて痛感した一戦となった。日本代表の時代を担うMFはこの一戦を糧に、どのような成長曲線を描いていくのか注目だ。
欧州遠征中の日本代表は3日後、“サッカーの聖地”ウェンブリー・スタジアムでイングランド代表と対戦。試合は、現地3月31日(火)27時45分(日本時間:4月1日(水)3時45分)にキックオフを迎える。
【動画】佐野航大が悔やんだ好機

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