3月31日、FIAFワールドカップ2026の出場権を懸けた欧州予選プレーオフ・パスB決勝のスウェーデン代表vsポーランド代表が行われた。

 出場国が48カ国に拡大されたFIFAワールドカップ2026。
最後の6枠はプレーオフにて決定する。

 ホームのスウェーデンは2大会ぶり12回目のW杯出場を目指す中、欧州予選グループBでは2分け4敗の未勝利で最下位。しかし、UEFAネーションズリーグ2024ー25の結果によりプレーオフへの参加が認められ、準決勝ではウクライナ代表を相手に1ー3で勝利を収めていた。

 対するアウェイのポーランドは3大会連続10回目のW杯出場を目指す。欧州予選グループGに入った中、5勝2分け1敗の2位。オランダ代表に首位の座を許しプレーオフに回ったが、準決勝ではアルバニア代表相手に2ー1で勝利し決勝へと駒を進めた。

 W杯出場権を懸けた一発勝負ということもあり、立ち上がりは慎重な入りを見せた両者。スウェーデンはFWヴィクトル・ギェケレシュ、ポーランドはFWロベルト・レヴァンドフスキと両エースをターゲットに攻め込むも、なかなか良い形は作れない。

 ポーランドが徐々にボールを保持して攻め込む中で、スウェーデンは5バックで対応してサイドのスペースを使わせない守備を見せる。すると20分、ホームのスウェーデンが隙を突いて先制。ガブリエル・グドムンドソンが左サイドからかカットインを仕掛けると、パスをヤシン・アヤリがヒールで落とし、最後はアンソニー・エランガがダイレクトで蹴り込んだ。

 ホームの大歓声を受ける中で見事に先手を奪ったスウェーデン。
対するポーランドは26分、ボックス右からのマティ・キャッシュのクロスをカロル・シフィデルスキがボックス内でダイレクトボレー。これが枠を捉えるも、GKクリストファー・ノルフェルトが鋭い反応でスーパーセーブ。得点を許さない。

 それでも33分、攻め続けたポーランドがネットを揺らす。カウンターから左サイドでパスを受けたニコラ・ザレフスキがカットインからシュート。これがゴール右に吸い込まれ、ポーランドが前半のうちに同点に追いつく。

 会場のボルテージも一気に上がった中、ホームのスウェーデンがワンチャンスを活かす。44分、右サイドでエランガがファウルを受けてフリーキックを獲得すると、ベンジャミン・ニグレンの左足のクロスをニアでグスタフ・ラガービエルケがヘッドで合わせ、リードを奪って前半を終えた。

 1点を追いかけるポーランドは、後半立ち上がりから攻め込む形に。対するスウェーデンは、コーナーキック時に自陣に人を多く残すなど、リスクを負わないプレーを立ち上がりから見せていく。

 すると55分、右サイドからキャッシュがゴール前にクロスを入れると、ヤクブ・カミンスキがフリック。ファーサイドに走り込んだザレフスキが折り返し、最後はシフィデルスキが押し込み、ポーランドが再び同点に追いついた。


 2度追いつかれてしまったスウェーデン。ホームの大観衆がいるものの、ポーランドに試合を支配されてしまい、なかなか良い攻撃の形を作れない。ギェケレシュもほとんどシュートチャンスを作れず封じ込められる展開に。それでも終盤にかけて押し込んでいくと、88分に右サイドを崩すと、ルーカス・ベリヴァルのシュートはブロック。ベスフォート・ゼネリのシュートはシュートも右ポストに嫌われるが、最後はギェケレシュが押し込み、スウェーデンが勝ち越しに成功した。

 ポーランドは最後まで同点ゴールを目指したが、4分あったアディショナルタイムでゴールを奪えず。スウェーデンが3ー2でポーランドを下し、2大会ぶり12回目のワールドカップ出場が決定。グループステージ第3節で日本代表と対戦する。

【スコア】
スウェーデン代表 3ー2 ポーランド代表

【得点者】
1ー0 20分 アンソニー・エランガ(スウェーデン)
1ー1 33分 ニコラ・ザレフスキ(ポーランド)
2ー1 44分 グスタフ・ラガービエルケ(スウェーデン)
2ー2 55分 カロル・シフィデルスキ(ポーランド)
3ー2 88分 ヴィクトル・ギェケレシュ(スウェーデン)


【動画】エース・ギェケレシュが2大会ぶりW杯に導く土壇場ゴール!

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