イタリア代表がまたもワールドカップ出場権を逃した。

 FIFAワールドカップ2026欧州予選プレーオフ・パスAの決勝が3月31日に行われ、イタリア代表はボスニア・ヘルツェゴビナ代表と対戦した。
15分に前線からの果敢なプレスで相手GKのミスを誘発し、モイーズ・キーンの豪快なシュートで先制するも、41分にアレッサンドロ・バストーニが決定機阻止で一発退場。79分に同点に追い付かれると、PK戦では2人が失敗し、本大会出場を逃すこととなった。

 過去4度の優勝を誇るイタリア代表だが、直近は3大会連続で予選敗退。出場枠が「32」から「48」に拡大した今大会は、欧州予選グループI初戦でノルウェー代表に0-3で敗れると、ルチアーノ・スパレッティ前監督(現:ユヴェントス監督)が電撃退任し、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が後任となった。“闘犬”の異名を持つOBのもと6試合で勝ち点「15」を稼いだものの、首位ノルウェー代表には及ばず、3大会連続プレーオフで涙を呑むこととなった。

 途中出場したレオナルド・スピナッツォーラは試合後、欧州サッカー連盟(UEFA)を通じて「僕たちは必死の思いでPK戦まで持ち込み、勝利を掴むチャンスも3、4回はあったと思う」と振り返りつつ、「我々にとっても、家族にとっても、そして3大会連続でワールドカップを戦うイタリア代表を見られなくなったイタリア中の子供たちにとっても本当に大きな失望だ」と悔しさを滲ませた。

 2006年のドイツ大会での優勝を最後に、2010年南アフリカ大会と2014年ブラジル大会でグループステージ敗退。その後3大会連続で予選敗退と厳しい結果が続いているイタリア代表。「僕にとってワールドカップ出場はこれが最後のチャンスだった」と語った33歳のスピナッツォーラは「若い選手たちが泣いているのを見るのは辛いが、彼らには明るい未来が待っているだろう。すべてのイタリア国民のことを思うと胸が痛む」と言葉を続けている。


【ハイライト動画】イタリア代表はW杯出場ならず…退場者を出しPK戦の末に敗れる

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