明治安田J1百年構想リーグ・地域リーグラウンドEAST第11節が4月1日に開催され、FC町田ゼルビアFC東京が対戦した。

 東京を本拠地とする両チームによる今シーズン最初の直接対決は、勝ち点差「1」で迎える上位対決となった。
首位の鹿島アントラーズを「5」ポイント差で追う町田は、延期分の第5節で退場者を出しながらも川崎フロンターレをPK戦の末に撃破し2位に浮上。一方、3位FC東京は前節東京ヴェルディとの東京ダービーを戦い、PK戦に敗れて鹿島の背中が遠のくこととなった。AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ファイナルズ開催に伴う日程変更の結果、両チームは4日後にも再戦を控える。互いに首位追走を図る上で重要な連戦だ。

 雨が降る中での一戦は序盤から一進一退の攻防が続く。29分、林幸多郎のロングボールを起点に町田がハイプレスを敢行し、GK田中颯のキックを昌子源が回収して頭で前線へ繋ぐ。これを収めた中山雄太がボックス内へラストパスを送ったが、藤尾翔太のシュートはGK田中に阻まれた。一方のFC東京は32分、左サイドでボールを受けた遠藤渓太が外側を駆け上がった橋本健人を囮に使いカットインから右足を振ると、グラウンダーのシュートがネットを揺らして先制に成功する。

 ビハインドを負った町田だが、なかなか攻撃で良い形を作れず、前半は0-1で終了した。

 1点を追う町田は後半開始早々の48分、敵陣左サイドで起点を作った相馬勇紀が斜めへの絶妙なスルーパスを送り、上手くポケットを取った林がシュートを放つもGK田中がセーブ。その後も圧力を強める中で得点を奪えずにいると、64分にFC東京が貴重な追加点を奪う。途中出場のマルセロ・ヒアンが敵陣右サイドの深い位置で競り合うと、こぼれ球を拾った林のバックパスを佐藤恵允がカット。
角度の厳しいところから左足を振り抜きネットを揺らした。

 さらに74分には右サイドを突破した佐藤のクロスが昌子の腕に当たり、オンフィールドレビューを経て主審はFC東京のPKを宣告。これを佐藤が冷静に決めてリードを3点に広げる。試合はこのまま0-3で終了し、勝利したFC東京が暫定2位に浮上した。町田とFC東京は5日に控える第9節で再び対戦する。

【スコア】
FC町田ゼルビア 0-3 FC東京

【得点者】
0-1 32分 遠藤渓太(FC東京)
0-2 64分 佐藤恵允(FC東京)
0-3 78分 佐藤恵允(PK/FC東京)
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