明治安田J1百年構想リーグ・地域リーグラウンドWEST第11節が4月1日に開催され、ヴィッセル神戸清水エスパルスが対戦した。

 AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ファイナルズに進出した神戸は、延期分の第5節でサンフレッチェ広島を下し、地域リーグラウンドWESTの首位に浮上。
前倒し開催となった今節は本拠地『ノアビアスタジアム神戸』に、昨シーズンまで指揮を執っていた吉田孝行監督率いる清水を迎える。その清水はここまで8試合を消化し勝ち点「13」を獲得。直近ではPK戦を含めて3連勝中で、この試合で90分以内に勝利すれば勝ち点で神戸と並ぶこととなる。

 前半は神戸が主導権を握り、18分には小松蓮の大きなサイドチェンジを受けたジエゴが左からグラウンダーのクロスを上げ、ファーサイドに飛び込んだ広瀬陸斗にチャンスが到来。得点には結び付かなかったものの、10分後には再び小松のポストプレーを起点に右サイドのスペースへと展開し、後方から駆け上がってきた飯野七聖がゴール前に柔らかいクロスを送る。井手口陽介がボレーで合わせると、最後は永戸勝也が頭で押し込み先制に成功した。

一方の清水は最前列のオ・セフンを起点としてチャンスをうかがうも、なかなかシュートまで持ち込むことができず。前半は1-0で終了したが、1点リードの神戸も広瀬が負傷交代を余儀なくされるアクシデントに見舞われた。

 清水は後半開始と当時にマテウス・ブルネッティと井上健太、56分には嶋本悠大を投入して状況の打開を図るが、なかなか反撃の糸口を掴むことができない。すると59分、自陣左サイドのスペースを飯野に突かれると、カバーに入った吉田豊の腕にボールが当たり、神戸にPKを献上。これを扇原貴宏に決められ、2点ビハインドとなった。

 苦しい展開となった清水は次第にボールを握れるようになり、敵陣ゴール前に迫るシーンを増やしていくが、最後のところで神戸の守備を崩し切ることができない。
試合はこのまま2-0で終了し、神戸が危なげない戦いで勝ち点「3」を積み上げた。両チームの次戦は5日に控える第9節。神戸はファジアーノ岡山、清水はV・ファーレン長崎といずれもアウェイで対戦する。

【スコア】
ヴィッセル神戸 2-0 清水エスパルス

【得点者】
1-0 28分 永戸勝也(ヴィッセル神戸)
2-0 61分 扇原貴宏(PK/ヴィッセル神戸)
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