ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が、セリエAのチーム数削減を求めた。1日、イタリアメディア『トゥット・メルカート・ウェブ』が同会長のコメントを伝えている。


 FIFAワールドカップ2026欧州予選プレーオフ・パスAの決勝が3月31日に行われ、イタリア代表はボスニア・ヘルツェゴビナ代表と対戦。FWモイーズ・キーンが15分に先制点を揺らし、幸先いいスタートを切ったものの、DFアレッサンドロ・バストーニが決定機を阻止したとして41分に一発退場。79分に同点に追い付かれると、PK戦までもつれこみ、2人が失敗したイタリア代表は敗戦を喫した。

 この結果、イタリア代表は3大会連続で予選敗退が決定。ワールドカップの出場国が「32」から「48」に拡大した今回も出場が叶うことはなかった。

 イタリア代表がまたしてもワールドカップ出場を逃したことで、ナポリのデ・ラウレンティス会長がイタリアサッカー界の現状について言及。セリエAの改革を訴えている。

「これまでも試合数が多すぎるせいで選手たちが疲弊していると言ってきた。セリエAは20チーム制を維持したいと考えているが、16チーム制にして、サウジアラビアで開催されているスーパーカップを廃止すれば、選手たちを休ませることができ、代表チームのトレーニング時間も確保することができる」

「イタリアが誇る戦術的なアプローチが、他国との対戦時に適するものなのかは、真剣に考えるべきだと思う。私は長年、イタリアサッカー界は停滞していて何も変わっていないと主張してきた。何も変わらないと、誰もが現状に甘んじてしまう。そして、私は現状維持は好まない人間だ」

 また、同会長は各国のサッカー連盟がそれぞれの選手が所属するクラブに対価を支払うべきだと考えている。


「代表チームには、招集された選手の所属するクラブへの補償と、負傷時の完全保険適用を求めたい。私の考えでは、これらが我々が必要とする解決策だ」
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