この大会は元日本代表の柿谷曜一朗さんが総監督を務める『YOICHIRO DREAM PROJECT』とのコラボレーションとして行われ、同氏が見つめる中、川崎F U-12の2選手がMVPに選出。MVPの2選手にはFIFAワールドカップ2026での日本代表の初戦となるオランダ戦の観戦ツアー無料招待が特典として贈られた。
イベントでは小学生の選手たちからの大きな歓声を集めたインフルエンサーのウンパルンパさんも同席。柿谷さんは「ウンパルンパの力がすごい」と一言。言われた本人が謙遜する中、「子どもたちもやる気になりますし、ウンパに会いたいとか、その動機だけでもこうやって参加してくれる人もいると思うし、一緒になって子どもたちを盛り上げる意味では、本当にいつも助けてくれますし、今日も1日楽しかったです」と振り返った。ウンパルンパさんも「僕の役割は、サッカーをあまり知らない子や、サッカーをしているけど、なかなかスタメンで出られず、『サッカーをやめようかな』と思ってしまっているような子たちに、もちろんプロとして、日本代表で出てという柿谷さんのようなキャリアがベストではありつつ、こうやってサッカーといろいろな関わりを持てたり、違った形で何かしらに報われることがあると信じて僕もやってきたので、サッカーの楽しさ、ワールドカップの面白さ、盛り上がりを伝えていきたいです」と続けた。
MVPの2選手は現地でワールドカップ観戦の権利を手にしたが柿谷さんは、「川崎でプレーしている以上、プロや先人の有名な選手たちを追いかけると思いますけど、その人たちを追いかけるだけではなく、ワールドカップの雰囲気や空気感を生で見る、感じることは彼らの今後にかなり生きると思います。『ワールドカップに出たい』ではなくて、『ワールドカップで見た、その場の空気を自分が味わいたい』という、もう一個先の夢を彼らに与えてあげたいと思います。今回選ばれなかった子たちも、僕に『選ばれたかったけど、ワールドカップ見に行く』と言っている子もいました。行けない子たちこそ映像で見れる時代なので、まずは見て、そこに立ちたい思いをより膨らますという意味で、みんなに見てほしいですね」と、MVPだった選手以外に向けてもワールドカップを楽しみつつ、見て、感じて、より目指す目標としてとらえてほしいと話している。
イベント中では子どもたちからの質問コーナーもあり、「ワールドカップの優勝予想は?」と聞かれた柿谷さんは「もちろん日本代表」と断言。
また、“聖地”ウェンブリースタジアムで、イングランド相手の初勝利を挙げた戦いぶりについては、「全体のボールポゼッション率がイングランドが70%で30%が日本。7対3だと、ああいった試合になってしまうので、オランダの分析、立ち位置や戦術も含めて、最低40%に持ってこないと、あれだけ放り込まれると失点してしまう可能性は多い」と課題感について言及しつつ、「そこは、選手たちや森保監督が言っていた理想と現実があるので、という言葉をより現実に近づけてもらえるように準備をして。準備をしてくれれば、僕たちは本当にワールドカップを見ることができると思っています」と、チームが目標に掲げる優勝も決して手の届かないものではないと断言。
自身がワールドカップに臨んだ2014年の際は、「僕は2013年に代表に入ったので、1年もないままワールドカップに行ってしまった。ワールドカップ経験もなければ、海外でプレーしている経験もなかったので、あまりにも“お客さん”という感覚が多分僕自身にあったんです」と、雰囲気や相手の名前などに飲まれてしまった部分があって後悔していると振り返りつつ、今の選手たちには「もう誰もないと思います」とし、「逆に日本の選手たちにその威圧感を感じる選手、国が出てきていると思うので、今の日本代表の本当にたくましいです」と太鼓判を押している。
【ハイライト動画】日本代表がイングランド代表に初白星!

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