今シーズン4度目の直接対決はラ・リーガ優勝争いの行方にも影響を与える大一番となった。
今シーズンの対戦成績はバルセロナの2勝1敗。両チームはチャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ準々決勝でも対戦することとなっており、今節は今後10日間で行われる3連戦の初戦であり、CLの前哨戦となる。
試合は序盤から比較的オープンな展開となる。11分、ナウエル・モリーナの縦パスを引き出したアントワーヌ・グリーズマンが巧みなドリブルからフィニッシュに持ち込むも、シュートはGKジョアン・ガルシアの正面へ。一方のバルセロナはフェルミン・ロペスが背後へのランニングを繰り返してチャンスを創出。13分にはラミン・ヤマルがアウトサイドで蹴ったロングスルーパスに抜け出してシュートを放ったが、惜しくも枠を捉えることができなかった。
一進一退の攻防が続く中で迎えた35分、ヤマルがダニ・オルモ、F・ロペスとの素晴らしい連携で狭いスペースを崩したが、シュートは惜しくも右ポストを叩く。するとその4分後、クレマン・ラングレが相手ハイラインの背後に蹴り込んだ高精度のロングフィードにジュリアーノ・シネオネが反応し、巧みなトラップから右足を振り抜きネットを揺らした。
しかしバルセロナもすぐさま反撃。
後半開始早々の46分、ジェラール・マルティンが足裏でティアゴ・アルマダの足首を踏む形となり、一度はレッドカードが提示されたが、VARによる確認を経てイエローカードに変更された。数的有利のバルセロナはヤマルがいる右サイドを起点に攻め込んでいくが、アトレティコ・マドリードも最終局面で粘り強い対応を続ける。60分にはヤマルが複数人を抜き去って左足のミドルシュートを放ったが、惜しくも枠を捉えることができなかった。
70分、エリック・ガルシアの縦パスを受けたフェラン・トーレスがワンタッチでフリックしボックス内へ侵入。ダニ・オルモからのリターンパスを受けてシュートを放ったが、至近距離からの一撃はGKアン・ムッソに阻まれる。その後も攻め続けるバルセロナだが、ホセ・マリア・ヒメネスらアトレティコ・マドリードの守備陣が体を張った対応を続け、タイスコアのまま最終盤へ突入する。
87分、敵陣左サイドの深い位置でボールを受けたジョアン・カンセロが深い切り返しを2つ入れて右足でシュートを放つ。GKルッソが弾いたボールがロベルト・レヴァンドフスキの肩に当たってゴールに吸い込まれ、土壇場で逆転に成功した。試合は1-2で終了し、勝利したバルセロナが2位レアル・マドリードとの勝ち点差を「7」とした。
【スコア】
アトレティコ・マドリード 1-2 バルセロナ
【得点者】
1-0 39分 ジュリアーノ・シメオネ(アトレティコ・マドリード)
1-1 42分 マーカス・ラッシュフォード(バルセロナ)
1-2 87分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)

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