レアル・マドリードを率いるアルバロ・アルベロア監督が、4日に行われたラ・リーガ第30節マジョルカ戦を振り返った。同日にスペイン紙『アス』が伝えた。


 先発復帰したキリアン・エンバペを中心に、前半は何度か決定機を生み出したが、相手GKレオ・ロマンの好セーブに阻まれ続けて先制点を奪えないでいると、42分に緩慢な守備対応で失点。後半からヴィニシウス・ジュニオールとジュード・ベリンガムが投入されたものの、相変わらずエンバペを含めた3人の組み合わせは機能せず、88分にセットプレーでエデル・ミリトンが1点を返すのがやっとだった。しかし、その3分後にまたしても守備の脆さが露呈して勝ち越しを許し、降格圏のマジョルカに金星を与えた。

 今節、首位のバルセロナがアトレティコ・マドリードとのビッグマッチを制したことで、バルセロナとレアル・マドリードの勝ち点差は「7」に広がった。データサイト『Opta』によると、残り8試合時点で首位と勝ち点差「7」以上の状況から逆転優勝した例は一度もないという。

 アルベロア監督も「(優勝は)試合前よりも難しくなった。いかなる結果に終わろうとも、残り8試合全勝が目標だ。そのためには、今日よりも上手くプレーし、はるかに高いレベルのパフォーマンスを発揮しなければならない」と、リーグ制覇へ旗色が悪いことを認め、マジョルカ戦の反省を述べた。
 
「私にとって、試合の難しさや相手の強さを把握するのはずっと簡単だ。難しいのは、選手たちに『今日、200パーセントの力を出さなければ勝てない』ということを理解させることだ。前半は我々が優勢だったにもかかわらず、一瞬の隙を突かれてゴールを許してしまった。一瞬の油断、マークのずれ、マークを外して追いかけるのを怠っただけで、失点につながってしまう。
自チームがゴール前で決定力を欠き、相手チームがそれを生かした時、最終的には代償を払うことになる。ここはトップレベル、プリメーラ・ディビシオンだからだ。後半、もっと良いプレーができなかったことが、何よりも悔やまれる」

 一方で選手たちの責任が大きい敗戦か、との問いに対しては「いや違う。この敗戦は私の責任。すべて、完全に私の責任だ」と選手たちを擁護。アルベロア監督は次のように言葉を続け、選手たちに気持ちの切り替えを求めている。

「選手たちには、すでに火曜日の試合のことを考えていることを求めている。ロッカールームを出た時点で、彼らにとってこの試合は終わっている。決断を下すのは私だ。スタメンを決めるのも、交代を行うのも、どう戦うかを決めるのも私だ。この敗北は、完全にレアル・マドリードの監督の責任だ。そして、選手たちには火曜日の試合に勝つと信じてほしい。
チャンピオンズリーグという、我々にとって極めて重要な大会における、あの極めて重要な一戦に勝つと。だから、ロッカールームを出た時点で、彼らが考えるべきはバイエルンだけだ」

「(敗戦がマドリディスタに何らかの影響を与えることは)全く心配していない。選手たちが何ができるか、私はよく分かっています。火曜日の試合の重要性を彼らが理解していることも分かっている。調子が上がらない日や、物事がうまくいかない試合もあるものだ。火曜日は最高レベルのパフォーマンスが求められる試合になるが、マドリディスタが私たちに大きな後押しをしてくれると確信している。彼らがいれば、何でもやりやすくなる」


【ハイライト動画】マジョルカvsレアル・マドリード

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