ブンデスリーガ第28節が5日に行われ、フランクフルトとケルンが対戦した。

 2戦ぶりの白星を目指す7位のフランクフルトは、降格圏手前の15位に位置するケルンとホームで対戦。
この試合で堂安律は右シャドーでスタメン出場となった一方、小杉啓太はベンチ外となった。

 開始1分も経たずにヤクブ・カミンスキに決定的なシュートを許す入りとなったフランクフルト。ただ、時間の経過とともに押し込む展開に持ち込むと、好調の堂安もボックス付近で積極的に足を振り、16分にはボックス手前右の得意の位置から左足の枠内シュートも記録した。

 前半半ばから終盤にかけてはボールを握って押し込むフランクフルト、前線のタレントを活かしたロングカウンターで応戦するケルンという構図が明確に。ヒューゴ・ラーション、オスカー・ホイルンドを起点に幾度か鋭いカウンターを仕掛けたホームチームは、アンスガー・クナウフ、アルノー・カリムエンドにボックス付近で決定機があったが、ここで仕留め切ることはできなかった。

 ゴールレスで折り返した後半。後半に入ってなかなかリズムを掴めないホームチームは早いタイミングで2枚替えを行うなど、選手交代で変化を加えていく。すると、この交代策が先制点につながる。

 66分、右サイドで堂安とパス交換した途中出場のファレス・シャイビが巧みなステップワークでDFを抜き去ってポケットに侵入し、丁寧な折り返しを供給。これをファーでフリーのヨナタン・ブルカルトがワンタッチで流し込んだ。

 先制直後の67分には堂安がお役御免となり、マリオ・ゲッツェとの交代でベンチへ下がるが、ここから試合が大きく動く。

 69分、ボックス左に抜け出したブルカルトの柔らかな折り返しをボックス中央のアユベ・アマイモウニ・エクグヤブが収めて仕掛けたこぼれ球をカリムエンドが豪快に右足で蹴り込み、フランクフルトが追加点を奪取。
しかし、この1分後にはカミンスキが右からのカットインで振り抜いた左足シュートがDFにディフレクトして大きくコースが変わり、ゴール左隅に決まる。

 4分間で3ゴールが生まれるオープンな展開となった試合は以降も1点を返したケルンが攻勢を仕掛けるなど、行ったり来たりの状況が続く。

 すると83分、ケルンがカウンターの形からルカ・ヴァルトシュミット、マリウス・ビュルターとボックス内でつないだボールをゴール前のアレッシオ・カストロ・モンテスが押し込み、2点差を追いつく。

 拙い試合運びで追いつかれたフランクフルトはここから再び前に出ていくが、攻守のバランスを整えたケルンを前に3つ目のゴールを奪うことはできず。この結果、フランクフルトは下位相手のホームゲームで厳しいドローとなった。

【スコア】
フランクフルト 2-2 ケルン

【得点者】
1-0 66分 ヨナタン・ブルカルト(フランクフルト)
2-0 69分 アルノー・カリムエンド(フランクフルト)
2-1 70分 ヤクブ・カミンスキ(ケルン)
2-2 83分 アレッシオ・カストロ・モンテス(ケルン)
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