スペイン紙『マルカ』は6日、アトレティコ・マドリードのチャンピオンズリーグ(CL)における“キーマン”として、FWジュリアーノ・シメオネを挙げている。

 悲願のビッグイヤー戴冠を目指すロヒブランコスは、8日にCLノックアウトフェーズ・ラウンド8の1stレグでバルセロナと対戦する。
図らずも、その“前哨戦”となった4日のラ・リーガ第30節では退場者を出したこともあって、最終的に1-2と逆転負けを喫したが、週明けのトレーニングにおいて、離脱中だったマルク・プビルが全体練習に合流するなど明るい材料も届いている。

 そんなアトレティコ・マドリードの“キーマン”として推されているのが、ジュリアーノ・シメオネだ。先のバルセロナ戦でスペイン代表のジョアン・ガルシアが守るゴールを破った同選手は、キャリアハイを更新中。ここまで公式戦44試合に出場し計3324分間プレー。7得点8アシストを記録している。スペイン紙『マルカ』は、「極めて好調な数字」とするとともに、「フィジカル的な貢献にとどまると主張する批判派でさえ、ジュリアーノが『シメオネの息子』以上の存在であることを確信しつつある」とパフォーマンスぶりを評価した。

 また、ジュリアーノにとって「トップチームに昇格して以来、最も重要な10日間」が始まる、と同紙は指摘する。バルセロナとの2連戦の後には、レアル・ソシエダとのコパ・デル・レイ決勝戦が待ち受けており、「優勝すれば、キャリアの絶頂期にプロとしての初タイトル」を手中に収めることになるからだ。その幕開けとなるバルセロナ戦においては、「カウンターでダメージを与えるには、彼のスピードが決定的」と攻略法を分析。続けて、「数字をさらに積み重ねる」と得点やアシストをマークすることがポイントと付け加えた。

 ジュリアーノの市場価値は、23歳にして4000万ユーロ(約74億円)に達している。この数字には、「アラベスで、トップリーグデビューを前に重傷を負ったときからは想像もできなかった金額」と、『マルカ』も感嘆するほどだ。
右サイドで爆発的な成長速度をみせる快速アタッカーは、アトレティコ・マドリードにとって、9年ぶりとなる準決勝に導けるのだろうか。
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