今大会のリーグフェーズで7位に入ったスポルティングは、ラウンド16ではボデ/グリムト相手にファーストレグ3点ビハインドからホームで劇的な逆転劇をやってのけ、現行フォーマットとなって以降はクラブ史上初の準々決勝に辿り着いた。
アーセナルを本拠地『エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ』に迎えた準々決勝ファーストレグは、序盤の序盤の6分にウルグアイ代表MFマクシミリアーノ・アラウホがクロスバー直撃のシュートを放つなど、スポルティングが悪くない入りを見せる。攻守で主導権を握って試合を進めたものの、後半に入って徐々に押し込まれる時間帯が増えると、アディショナルタイムに入ってドイツ代表MFカイ・ハヴァーツに均衡を破られ、0-1でタイムアップ。日本代表MF守田英正もフル出場したファーストレグは、1点ビハインドで終了していた。
試合後、ボルジェス監督は「本当に歯がゆい」と率直な思いを吐露。「ここホームで、トップクラスの相手との素晴らしい試合を演じた後なのだから、このような感情が芽生えるのは当然だろう」と続けると、次のような言葉で、スポルティングが勝利してもおかしくなかったゲームだと主張した。
「後半アディショナルタイムも含めた92分間、我々には3~4回の決定的なチャンスがあったのに対し、相手は取り消しとなったゴールを除けばチャンスは皆無と言える状況だった。我々に足りなかったのは、ゴール前でのあと一歩の鋭さだけだ。ただし、これがサッカーというもの。我々は顔を上げて、逆転は可能だと信じ続けるしかないんだ」
先のボルジェス監督の言葉のように、スポルティングは前後半の複数回にわたって、アーセナルのゴールを脅かす場面を作り出したが、いずれの好機も同試合のPOTM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)に輝いたスペイン代表GKダビド・ラヤに阻まれていた。対するアーセナルは、“仕留めるべき時”にゴールを揺らし、勝利を手にしている。
だからこそ、「今日のゴールのように、相手はトップクラスのチームで、わずかな隙を突いて試合の流れを変えることができる。
「今日の試合で選手たちが見せたパフォーマンスを踏まえ、この対戦を最後まで戦い抜けると、つまり、我々はロンドンでの試合でも十分に戦えると確信した」
【ハイライト動画】後半ATにハヴァーツが劇的弾

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